昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

高揚し続ける先

おめかしした君の切実な黒々とした目、探検を続け、飢えた赤い目をした刹那、なつかしむ君にしみいることごとくが統合され、正常をうたう大人、退屈で傲慢な連中の質疑応答に苦しむ空虚な君の起源に、感染していく罪深いとされるだけの意味も無意味、欺瞞に晒されて、苛む記憶に臆する君の恐々とした思いに、批判的に迫る整合されるだけの、打算的な発覚から、自ら発火し、燃え尽きた後に迫る悲観的な証拠、世界的な傷痕や、こんがらがるガールフレンドが敷衍させる星の始まりの鼓動と、同化する意識に食い込む理と終わりのコード、聡明なほどにおどけて、理性なんか破棄して動物的であるのかと、自称研究者が社会を破壊して、メディアに横行する老いぼれた価値に置いてけぼりにされるだけの、一貫した苦しみを漁るだけのペシミストどもが提唱する弱者にすり寄り、強者を破壊するだけの堕落した惰性なコードこそを破壊するために、私とは怪物として生まれたのであり、踏まれるために生きているのではなく、飛び越えられるために、手当たり次第に蜂起しては、一切に刃向かうために、この八重歯を研ぎ、たゆたう刹那に詩をこぼしながら、高らかに笑い、朗らかにつつむような、超巨大な母性でもって、超誇大妄想をかかえながら、アノミーを果敢に破壊するために、権威主義体制が継承する、独裁的な主観が汚す国家という異物を徹底的に破壊する黒い雨にぬれ、ノスタルジーなプロトニウムや、ストロチウムに侵食された壊れた身体を利己的に消費されながら、境目を用いて、再会を喜んでいるばかりでは、誰かに利用され、理性をうたわれ、今に屈従するばかりだし、惰性に愛するよりも、心の奥底で屈折した愛情ではあるが、全体的に愛するために、体制的なものを徹底して排除し、大衆的なものを破壊し尽くし、新たに愛するために、創造的に愛する。