昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

幻想

たばねた数多の事実の塊。理由が粒子状になり、いえ真理に入り込み、インタラクティブな破壊を続ける。君の切実な願いを強請るだけの妬ましい午後。排出される思いが、俗悪なものに変化して、偏執していくまでの間にくるまる行き先に戸惑いながら、長らくに発信されるコードに根絶やしにされて、些細な出来事が補完させる過去が、高尚な夢を見させる間から敷衍していく確かさが、足かせに変わり、世界を狭めながら、センチメンタルなものを運び出し、絶え間ない苦痛と、退廃的な談合を続けては、懈怠していくだけのドラマチックな観念から、軽快に抜け出すのが、我らの役目であり、果たすべきものなどはなく、ただ儚く交わる先に通過していくだけの日々に実体すらなく、最たる意味を再現するだけの惰性な吸血を続ける。元となるものもなく産まれた君は、ただ与えられた理由に指図され、再発していく痛みを絶えず蔓延らせ、バビロンが吐き出す瘴気に汚れては、軽薄なものを流動させ、ネガティブなものを描いては、怠惰な理由を操縦する君の傲慢な差異から、ニセモノであるために絶えず更新されるルールにより、線引きされた価値が、君を閉じ込める間に排斥される思いが、世界を破壊し尽くすころには、簡易な孤独を散漫に吐き出しながら、未熟な成因は、精神を膠着させ、すべてを見えにくくさせる。偶像に合わさる卑屈な君の理想。エモーションが反響し、巻き込まれていく思いが昇華させる瞬間が哀傷を促し、今を錆びつかせる。