昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

練度

さそい水に集まる老若男女、ローン地獄の苦しみに耐えるだけの日々がさんざめき、朗々と残虐な歌を健気に吐き出す多目的な君の行方、数多の理由が交錯して、瞬間に孕む厭わしい今の欠如から逃れるために、たび重なる苦しみを超越し、さんざんな日々を乗り越えても尚、苦しみとは絶えず、憎しみばかりを遂行する先では出会いと別れが連鎖し、目的を持たずにさまよう人々の渦に巻き込まれては、さえずる時に補完される物事に統合され、正常さを謳うような倫理観が限界なんかを用いて、諦めるように誘う先には、絶え間ない苦しみを互換し、感情的な界隈になぶられる宇宙的な終わりから、派生する磁気嵐によって電波障害に至り、この空間での崩壊を終え、浄化されていく結末に吸収され、復元され、複製されるだけの今が亀裂を帯びて、ありのままに散り行く。複製され、製品化されるための君が描く未来から乖離して、支配されるだけの気配を揺れ動く侘しい私の顛末を漁る価値が加担する理由に擦り寄る過程へ、と征服欲を加速させる独裁的な主観が持ち寄る質感により、物質的な汚穢を蔓延らせるバビロンの祝福などが降り注ぎ、この天命へ、とコネクトされる物々しい結論によってしいたげられる結末が欠乏するだけに至り、数理に支配されることによって、精神的な喜びは損なわれて、そこかしこに憎しみを増幅させるだけの君たちの競合によって、世界は似たり寄ったりなものを正当化して、清貧なものすらなく、そこですらすらと嘯き、皆が求めるもので利用して、理性なんかを損なわせて、自分の意地悪い位置に引き摺りおろすために、揚げ足をとったり叩いたり、と持て余す日々を弄び、自らを台無しにする。