昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

陰惨な結合

Like a Rolling Stoneが流るる真っ白な空。瑠璃色の風に瞬き、あらゆる主観が酒に汚されて、倦怠感と憂鬱に巻き込まれる教室。切迫する流動性をすなどる花、記憶は言葉を持たないから綺麗だねと、ダストボックスに捨てられたあなたが嗜む理由なんてものは、時間に追われるばかりで、借り物の記憶をダシにして、誰かを出し抜くような余韻にからまる満月を眺めて、終わらない夜を傍観する忘我の猫。くすり指を切って君に渡したのに、受け取る意味はないと、そこらへんに捨てられた虚しい指がころがる路肩。加算される愛は攪拌されて、革命をもたらすためにシーンに濫觴した私たちの希望をにらみつけるボブマーリーや、均等なものほど、戦争をもたらすものばかりだし、打算的なものや、出し抜くために闘争を続ける君たちの理由などは、誰が儲けたとか、誰かがしあわせそうだとか、誰かをにくむための言葉を撒き散らして、にくしみばかりを増加させるばかりだし、誰かとくらべることでしか、しあわせすらもわからないような連中が引き延ばす悲観的な観点が生み出すカラクリにより、我々は苦しむべきだと促されては、本質的なものを見失って、ただ憎むための言葉が乱立し、管理下に置かれた我々の正しさとは、誰かを裁くために操作され、正しさを崇めるがあまりに、誰かを処刑台に送り、興奮した観衆の叫び声により狂わされた意思は、快楽のためだけに、次々に処刑される。原理的な苦悩を飛び越え、我々は確かさの足かせを外し、本質的なしあわせをも飛び越え、求めるための自由からも解放されるべきなのだ。