昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

ミミック

あいまいな毎日にかまけて、安易に消費する日々を疎ましく感じるような皮膚感や、暗澹とした君たちの悲劇的なものの実装や、アナグラムに秘められた暗鬱な視野を生み出す詩的なジャムセッションや、証拠を残さずに散り行く瞬間が燦然と輝いて、凍てつく孤独の最中にも、モラリストが花束がなんかを持って来ては、鬱々とした思いを、チーズのように伸ばしては、細切れになる主観などを炒めた領域を美味しくいただきながら、幼気な君のルールを引き裂くべく、真実の問診票を燃やして、記入されたものなどは、今を束縛し、その場で固定するだけに至らせるような罪を法則的に生み出しては、世界的な弛みの中で、簡素な自分を監視下に置き、見られているという安心感と、見られることにより増していく快楽の傀儡として、憎しみを生み出し、対価を求める神に弄ばれながら、用いられる理由に束縛され、即席の自由などを求め、その場で朽ちる自分を傍観し、死に補完される自分との決別により、自由になるではなく、生きていることにより、自由を認識できるのであり、死すれば、自由であることからも放たれ、死に束縛され、身動きが取れなくなり、その場で敷衍していく時間の中に取り残される。その時間から解放されるために、人の中で生きることにより、死とはその場から解放され、永遠の枷に嵌められずに、その場から昇華される。思い出とは、存在を消費的なものにも変えるが、誰かを思うことに、思い軽いや、恨みつらみを超えたあたりから、平穏なものに結ばれ、しあわせをも超越したころから、思いに引き摺られずに、引き合わせられたものからも離れ、死の匂いに誘われずに、死をも超克し、あてがわれた意味から放たれ、君を何処に隠し、あいまいな日々を確かなものに変化させる。相対する君と死。支配的で独善的な数パーセントしか存在しない数字的な暴君が示す尺度により、価値とは変化することせずに、君を拘束する。概念に抗う君よ。すべてはここにとどまらず、時間などを捨てて、立ち向かう勇敢さは、今などを生きず、ただその先に待ち受けるものと対峙するよりも、自らの意志だけで、新たな価値を作り上げていく。