昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

食い込む

神は死んだ、あるいは、神は無関心だ、の間を這いずる意識的な構造を駆逐するための一撃、みすぼらしく慎ましい身体、羽音が嬲る瞬間に、存在の大きさは、その場に収まる程度のもので、我々が行うことなどは、わずかにしか反映されないとしても、戦い伝う意思は革命的に時代を照らし、今を確かなものに変える。つたない連絡を続ける気配も損なわれた君、アクセスは無感情なままに執り行い、取り残された君の不機嫌そうな主観に挿入される怒り、迎撃されるべき罪のみすぼらしさや、苛む記憶の足かせや、制限を持たずにシンクロしてゆく瞬間のリフレインや、因果律を超えて、時を柔らかくさせる呪文を続け、意識を覚醒させるために、成否を破水させ、新たな子を虚空に産み、蓄積される痛みがはびこる粛清の悠遠から突き抜けてゆく奇跡の跡形や、長じる所以に行く先々でぶつかり合う自然性や、躍動する瞬間にすれ違い、意気揚々と飛び越えられる。征服欲を満たすために複製される日々に仰々しくまつわる先々で背徳に至り、入り浸る君のミリタリズムや、偶像崇拝を続けるだけの一生に生成される罪深いようなものを繰り返し復元し、現時点から孤立させ、信用を用いて恍惚に至らせるための制約などに寄りかかるアンチテーゼやらに毒され、猜疑心は深まり、森羅万象をこねくり回す。君の敵愾心が膨れ上がり、自らの猜疑心により苦しむだけの君が娶ったものにより、絶え間ない苦痛を与えられて、通過してゆく儀式的なたわむれや馴れ合いに規則的にからまる意思的な加護などに守られ、規制されずに簡単に突き抜けてゆく。あらゆる卑俗な伴侶とからまる犠牲的な真実、許しを乞う君の孤独な高揚感が押し込む普通という言葉との対立、有限なものに噛み殺された屈辱に耐える日々、非情な真理にまとわりつく最たる意味のくだらなさに蓄積される疎ましいものども、ほとばしる永遠もすぐさま過去に吸収され、今を屈折させる。