昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

アクティブな倒錯

段階的にせまる憎しみも無知が故にみちみちて来るのか、と記号的な夜の余韻にインタラクティブになる所以が、証拠も残さずに消費的に駆逐する先々で、最たるうたかたの切れ端を集め、ただよう意識を空腹である故に食い尽くすあたりから、騒ぎ立てるだけの君たちの情報などにまとわりつく物事に相似する苦しみなどを繰り返しひるがえしては、悲観するよりも速く突き抜けてゆく衝動の行く末にからまる母体の中でのぬくもりや、ニュアンスの違いなんかを謳いながら、愛とは瞬間的に枯れ果ててしまうのか、と加算される目的は大破し、大したことないものを崇めるために奉る価値の中で姑息に主義を掲げ、あいまいな理想を用いて、錯綜するだけに至るような悲しみの彼方で、理性すらもなく、ただすがるだけの生とは、欲深いが故に継続されるのでもなく、死から逃れるためでもなく、ただ生きたいが故に、ここで固執するほどに、そこで継続されるものとは永遠すらも飛び越え、無限性に制圧されず、ただ生き続けるために徒然なるままに、毎日を同じように繰り返し加速してゆくことにより、存在自体もあやふやになり、時間の概念すらあいまいになり、空間すら感じにくくなり、其処彼処で分裂した我が身が世界自体を駆逐し、屈するように従属し続ける社会や国家をも食べ尽くし、消化しきれぬままに騒ぎ立てる意識の端々にうごめく暗鬱としたものが、今を覆い尽くし、往復するための日々はただ継続するために強固になり、そこで継続されるほどに強靭になる普遍的なものこそ、いちばん狂気的であり、普通とされるものを保つために監視し排除し、権力に加担し、罪を騒ぎ立て、誰かを身代わりにするために、この生を継続するために、貪婪にむさぼる情報過多な日々に乾いた精神は、癒されない空腹を加速させる餓鬼のようになり、憎しみを連ね、醜い闘争を続ける健気さを朴訥と呼ぶらしいから、薄気味悪いものだね、と無い物ねだりな君のラディカルな主義もわたしからすれば、すべてが退屈なものである。