昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

ドレスアップされた昨日

境目も持たずにまた再会して、さらなる思いを手繰り寄せ、孕む季節が和み、ひたすらに無知な所以にからまる行方や、真相をつらぬき、うそぶくだけの世界が正解すら持たずに、持ち合わされた意味が世界を駆逐して、チクチク痛む胸の内に迫る意思的な汚穢が悩ましく迫り、過信ばかりの日々が悲観的なものを打ち出して、奪い合うだけの今に期待感すらなくなって、気配を攪拌して、成否を厭い、ひたすらに漁るだけの輩が支配する気配の中で保たれるものに蝕まれる以前に、名残惜しくつたない一生を危惧して、偶然を装い、偶像に支配され、司る世界に裏切られ、健気に毒されるまにまに、答えすら持ち合わせずに、期待を絶えず孕みながら、憎しみに戸惑わずに、途切れ途切れの余韻から雲隠れし、君は綺麗だとか、と嘯きながら、気ままに揺れ動く先々で幽霊みたいになりながら、似合わぬ意思をかかげ、惰性でみすぼらしい今を見せびらかす以前に、意識は確かにあり、確かめ合うほどにあいまいになる意思は、つつがない今を加速させ、さらなる意思を引き伸ばし、すべてをひっくり返し、もう引き返さないように、容易に世界と仲良くなり、未熟ながらも、世界と向き合うことにより、真実は瞬く間に今を押し上げ、くまなく意味を敷衍させ、普遍的なものが摩耗させ、ネットワークの中でのファシズムが加速させた、すべての惨めで、普遍性を利用し、誰をも裁く独裁者たちを打ち砕き、自らの正義が、誰かを苦しめないように、短絡的な罪の意識は排除し、快楽的な罰の傀儡として生きるな、と伝え続ける。