昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

不一致

文学的な不一致と紊乱な策略、集落を飲み込む終焉、不規則な夢の中で制限される幼稚で利己的な自己、不平不満によどんだ世界を収斂し、めぼしいものを虐げるだけの健気な彼らの打算的な適応力と、加算されるほどに散漫になる意識は依存的であり、敵意が絶えず促され、怠惰な露見から見納めになる瞬間に粛清され、宿命などを謳う彼らに釈明すべきだ、と義務化されたものが具現化したような父権的なものが責め立てるような文字的な過ちにより、私たちは他者の道具になるのか、と嘆く君の横顔の美しさに惚れ惚れしながら、磔にされた君の形式美に則り、能動的であればあるほどに、翼賛されるものに巻き込まれ、散財を繰り返すようなあたりでせめぎ合うものが攻め立てるものにより、複製される日々に止めどなく現れる物事が吐血を繰り返し、統制されるための情報に統合される精神の正常性を保つことの異常性に気付かずに、ただ凍てつく日々に迫る窮屈な孤独と、ここで地団駄を踏み、時代的な制約にアクセスして、性悪説かなんかに偏りを示すだけの異常性欲的な正義がカスタムする世界の片隅では、自らをロストした信者なんかが真理なんかを求めて、被害者意識を肥大させ、あたかも世界が悪いかのように差し向けられ、健気なほどに一貫性もなく、ただ不確かな意味に迫る犠牲的な制約に臆するほどに、この命は程なくして、罪を加速させ、憎しみを参照し、称賛されるものに飲み込まれ、膠着するだけに至るような曖昧な消失を繰り返し、くたびれた理想をかかげては、理性すら損なわれ、そこかしこに理不尽な思想を擡げては、短絡的なカタルシスを求め、自らを痛みつけるように世界をいじめることに快感をおぼえる体感が、薄気味悪い対価や、独善的な理想により、政治的な発想なんかを混濁させ、次々と過ちを増やしていく。