昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

集う

擦り寄る保身に寄りかかり、関わるすべてが誤魔化すだけの今に自覚するものなどのどれもが、何かの道具であるし、何かを信じていても、何かに利用されるばかりであるし、どれをとっても、似たような物であるし、何が必要かすらわからずに、偶像を携え、延々と放棄される主観がこじつけるものに横暴に支配され、おぼえもないままに物語に固執するような先々で破棄されるだけに至る自己が老いるなどという偶然とは、おぼろげなものであるし、そこでままならぬままの私が補完するものなどは、何かに悲観し、品格がどうとか、と迫る間に蝕まれる関連性の中で、存在とは、そこでせいぜい収まるままで、節度もなく現れるものに怖気付くだけに至り、利用され、理解にすら至らずに、徒らに消費され、真理を知らずにのさばる意味の中で完結していくものが連動し、連綿と続く健気な言葉が毒される前に次々と迫り、前のめりになる君にめり込む意味の中で補正される罪や、意味もなく訝る先々で生い茂るものが目の前に蔓延り、つたない更新を続ける日々のまにまに現れる道理なんかを超越しては、延々と迫る厭世観をなぎ倒して、覆い被さる意味が補修する歪な罪の中を弄り、ぐるぐると巡る君の後ろに続く君を形容するものなどがするすると逃れられるはずもなく、命からがら、こんな時に困難に固執するだけの私が求めるものに縋るだけの日々がねじ曲げることごとくをここで受け入れたばかりに、歪んでしまい、孤独に応じるものが根幹なんかを腐らせて、ここで怯えているだけでは、さらなる苦難が待ち受けているとか、受け売りなセンテンスを吐き出す機械的な指先を折るために、ためらわずに力一杯に一貫した思いを紡ぎ、犠牲的な君がギスギスとして、傷つかないように、有する価値を弔うオバケたちが吐瀉する思い出を飛び越えて、はつらつと今を愛する先には、何にも拘泥せずに、すぐさま忘れて、ぬくもりを弄らないように、と交渉的な彼らが独創的なものすら持たずに、何かと同化するために、誰かをどうにかするために狭めるニュアンスに束縛されて、即席の理由が流動して、本質を傷つけるような合間にズレていくとこしえをねぶる子供のままの君たちが吐瀉する刹那を捕食する動植物のサイクルから放たれる。