昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

義務的な距離

空虚な定めを飛び越えて、延々とむすばれる思いが参照することごとくに帰路すら不必要だ、と散漫な意識が肥大化させる苦悩が氾濫して、散々な現状にからまる行方が瞬く間に消費されて、行方しれずになる動機がすぐさま塗り替えられて、鮮明な過去から今ここが汚されて、気だるい歩みの最中、最たる意味すら消え去り、散々な日々につのる思いも飛沫にまみれて、想起されるものが帰巣する場所もないから、と面影をさえぎることにより、この命は強固なものになり、たずさえる意味にサインインし、印象がほどこす道理なんかに反して、自らの強靭さを保つために、用いられる動機が強要するものにより、より良いものなどは、互いを利用するための枷に変わり、世界を狭めるだけに至るような日々が徒らに過ぎ去り、些細な動機が肥やすものにより育つ日々と同化しては、意味を浪費し続けては、償いを謳うだけの忌々しい日々に倫理観などもなく、ないがしろにされる今に気配は攪拌され、散々な今に季節は屈折して、反くほどにあふれるエナジーが延々と互いを育てるような環境を目指すために、謀るだけの屈折した一切を正すために、合理的な遊び場に適応するための敵愾心などを育て、あいまいな進路を潰し、つたないものが反映させ、詠じるものが次々と反響していく夏を啄む小鳥の口をながめるだけで一日が過ぎ去るようなしあわせだけが次々に敷衍しては、新型のウィルスにより破壊し尽くされた日常という幸福に平身低頭しているだけのフラグになるだけの幸福に堕落することもなく、言葉もなく、事柄も横柄なものに飲み込まれ、魯鈍に消費されるだけの際限ない痛みを吐き出す曖昧な進路を超越して、あらゆる意味にとじ込まれ、延命しているだけの今を超越していく。