昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

感覚の拠り所

同じような時間に取り残されて、利己的なリテラシーが云々と投げかけてくる自分勝手な連中が示唆するものにより簡単に支配されてしまう私たち、体系的なものに引き摺られて、連帯感なんかをかきむしられて、ナヨナヨしているような日々の若気の至りなんかにより倒錯して、錯雑とした観念や、その場に現れる軋轢や、輪唱される新書や、焦熱していく日々の中で巣食う物事を統合しようなどと目論む監視的な奴らの社会主義的な定理や、理性もなく制限を謳い、瞬く間に屈折した予感を孕ませる毎日に希望などはなくなり、みんな好き勝手なことを言い放ち、言い訳がましく迫る言葉が反復して、今に屈折した住居たる自己を切り離し、気配すらも喪失させ、好き勝手に制限などを食べ尽くして、機械的な幼少期がうながす動機や収益や、常軌が逸した精神構造と、硬化していく身体の些細な教条主義により、記号の分断により、文学の終わりを見た的な排斥を続けて、期待感を孕むほどに、塞ぎ込む位置的な苦悩が濃度を増していき、いつしか自らの粘り気で身動きが取られなくなり、閉ざした心から吐き出す言葉が数多の感情を傷つけ、形骸化していく意識は、陰鬱な衝動を加速させ、インモラルな律動を繰り返し反復を続け、軽快な一生を簡単に麻痺させるようなものに騙されたりしてる間に、時代とは凄まじい変化を捻転させ、もう戻らないように、と溜め込んだ怒りの紋様などが降り続く不安定な朝に、傘も刺さずに、ずぶ濡れになりながら、自分が乖離し、好きなものすら嫌いになるような不快感を重ねる朝に、些細なことで破滅して、もうどこにも何も残らないように、と。空間までも切り裂くような幼稚な手でもって、信用までも切り刻み、何を信じるべきかを迷っている間にも、時代とはぐんぐん伸びて、育ちきったあたりから、あらゆるものとの隔絶を生み出す。