昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

禁忌

枢要なものすら分からなくなり、そこで崩壊するだけの君、位置的な呪詛をひけらかすムード、退薬症状に苦しむ蚊の子、わずらわしく対立するだけの空間で良い子でいることは疲れるし、つくづくに割って入り込む憎しみや、背徳感の特売品を求めて彷徨うスーパーの中、彼方では簡単に消費されるための目的を求めては、獰猛な奴らが錯乱している。表現すらも加工されていくネットワークでの暴挙、磔にされる日常の余韻、にきび面で考えていた覇権への夢、行方不明の午後、くたびれた加護、瞬く間に理性なんてなくなり、制限もなくもたらされる理由の奴隷になり、憎しみばかりが染み渡り、黒い液体でびしゃびしゃになった連中がひしゃげて折りたたみになり、塗り替えられる過去や、被害者意識が加速し、真理なんかを撒き散らして、滅亡するだけのくすんだ空間から現れる癌細胞や、ファシズムの所以、淵源から生える偶像の兵士たち、ただれた気管支からこぼれるルターのための法や、むしばまれるだけの所以を目繰り返すために、馬車馬のように働き、はびこる位置から、あらゆる変化を包む母の手のような星雲や、整合性すらなく、スラスラと嘘をつき、健やかに枯らす大地や、惰性で気概を加えられた幼稚な闇や、そこかしこで束縛され、即席の足枷により、加勢する闇の道具に変わり、偶像崇拝を続けては、隠し続ける神の行方や、有効性すらなく、くたばるだけの彼方では、簡単にスマホで処理され、寸前で消え去る私たちだ、誰かの黄昏の荘厳さの黒幕として、失意のどん底に落ち、混乱に至るだけの幼稚な企みにより退廃してしまった末路、空虚な質感により、見窄らしい域を提示し、自らの末路に色を加え、空白を埋めるための存在たるものが互い違いになり、神は誰だ?と探している間にも、ためらいは蓄積され、些細なことにもノイズを与え、聞こえにくかったり、見えにくかったりするが、矜持を用いて、モチーフをされるものを出し抜く。