昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

浄化

偶然と至福を加工して出来た成形肉、軽薄な陽気にひしめくダイナミズムや、口唇期のアニミズム、体現される魔法や、戸惑いに酔いしれ、タータンチェックの希望を膨張させながら、澱んだ刹那を愛し、陥落する意識がヨボヨボになる前に、繰り返し受け取る秘密も用無しになるくらいの弾ける愛や、あいまいなアナグラムや、偶像に説き伏せられ、見すぼらしい結末に吸い上げられる日曜日の祝福のようなもの、あがめるほどに現れる悪魔的な習慣性と、悴む敵意、自覚するほどに猥雑になる精神の回路、構造的な控除を求め役所内を徘徊する倫理観の虎のような奴ら、骸にカスタムされた騎兵隊たちの角度や、有するメタファーにより肥大化する愛が時間を虜にしながら、しなびた時間に生きたいな、と、まだまだ思えるような先で出会いを構築させ、オールドスクールな愛を紅潮させ、コギトや不安感を枷に変えるための呪詛などが屠るための空間的な制約や、清潔感などとは無縁な君の諸行無常が、荘厳に意思をなぞり、はためく希望がビブラートを続け、鼻に入った他者から借りた高さのようなものが、今をひけらかし、続々と現れる顛末に飲み込まれ、次々に時代に補完されることを目的に、同じような人間を再利用し、多目的な排除のために掲げられるルーツや、理想郷を謳いながら、簡単に消費される純粋な人々の報復の支離滅裂さに嫌気がさすが以前に、何も感じないままに日々をすごし、通り過ぎて行くだけの時間に隈なく現れる秘密のようなものを、意識に縫いつけ、もだえる先には、愛に似たようなものがへりくだり、這いつくばりながらも手に入れた愛にすら癒されることはなく、言葉もなく分別され、部分的に侮蔑され、瞬く間に今に処理され、何も意味を持たぬことこそが、日々を楽に過ごすテクニック的なものを無秩序に互換し続ける先には、正しさは廃れ、自らが掲げるしあわせにねじ伏せられ、身動きすら取られなくなる。