昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

卑屈

恒常的な普遍性が示す尺度により追いやられた獣たち、除け者にされた連中が騒ぎ立てる陰謀論的な歪みを矯正しようと目論む権力的な者たちの至福、たらい回しにされた感情が情報を遮断し、リリカルなものにより昇華された詩的な解放の始まり。悪のような憂鬱よ、シトルリンとまざる廃れた夜の瑕疵よ、あらゆる偏見が囲う静謐な傀儡たちは語る。「全ての罪が潰えたとしても、新たなる正義が紡ぐ不幸せの連鎖により、新たな罪が復権し、自らの正義をも駆逐してまで、自らの正義を貫くだろう」横柄な罪は、絶えず君を傷つけるだろうし、誰かの正義は、ここでは罪のままであるし、あらゆる諍いが引き起こす代理戦争により、市内は破壊し尽くされているし、やがて滑落する意思は、新たな神をねつ造し、君の家を破壊し、家族や友人や恋人と離れ離れになるだろう。コギトを持たない神は、木々を薙ぎ倒し、邪魔するものを攻撃し、喜劇を生まずに、悲劇ばかりを生みだす。真理で埋め尽くされた教会の中でみな磔になった後、通り過ぎるだけの記憶の奥底にチラつく確かさという枷を外し、でたらめでも良いではないか、と嘯く隙間にも、意識は兵器化する。裏切りばかりが君の住まいを汚し、デジタル化した夢が過信により駆逐され、倦怠感を抱えた真偽の波形や、軽薄な理想が呼び覚ます過去からの乖離により、理性を損ない、人は皆ケモノに変わり、関わるほどに破壊されていく関係の中で加速していく罪や、蓄積される痛みを伝える犀利な若者の悔悟や、そこでノスタルジーに平伏すだけの社会的な何かや、そこかしこで攪拌され、破砕された心が散らばり、のさばる意識が買い被る答えにより、ビジョンは崩壊して、感情的になった君の敵愾心が擦りつける希望が構築させる原理により、理解は深まるどころか、力付くで押さえつけられた人々の憎悪が加速するばかりであるし、そこでの価値観などが可視化するあたりから、本質的なものなどは損なわれ、そこかしこに迫る過信により、進化することも出来ずに、出来合いのものを崇めたり、勘違いしたり、支配されたり芝居を続けたりと、対価を求めるような連中により生きにくくなるばかりである、と。