昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

結合

結託などするはずもなく、裏切り続ける君が齧る異物、アイロニーが響き渡る暗い部屋、リビングでは、テレビから聞こえる作られた笑い声が聞こえ、その笑い声がまるでミサイルのように、私の心を爆撃するのです、と途端に磔にされる心身から離別する君は、選別を受けるためだけに並ぶ人々の渦に飲まれる前に、この堕落したカラフルな世界から解き放たれ、はびこる悪意が、残虐な試練を謳い、迫る空白や、有閑に与えられる罪や、紛い物の青春や策などが、今を墜落させ、わびしい君の欠如や欠落や、欺瞞にあふれた宿命により、分け隔てられる前に、毎日に迫る偶像や、俯瞰に迫る怠惰な家たる身体から解き放たれるために、攻撃的に攻め立てる曖昧な信念、理解をも飛び越えるために根ざされた意図を引っこ抜き、悲観しても尚、孕む愛からも改ざんされ、理性に制される前に、志願する人々の季節的な折り込み、運命などという便利なもので掃き出されていく人々の生き血を吸うコウモリたる君、互い違いになる意識がチョコレートに変わり、過去を食い尽くす動機が修羅に至り、歪な神経がもよおす尿意を伝える幼児退行的な君が切除するファルス、銀行では、贋金が絶えず生み出され、エクソダスするために並ぶ奴らの宗教的な神により、私は陰鬱さを抱え込まされ、あたかも正解のように語られるものにより、猥雑な理想が教祖をたずさえ、たちまちに支配されるだけの私たちが堕落するまでの趨勢や、筋書き通りに動くだけの卑劣な社会性や、制約の中でしか働きを生まない君たちの観念なんかをねじ伏せるために、胡散臭い革命を指導なんかして、結局は、暴力でねじ伏せるくせに、とくたばる寸前で、時間と金に使われるだけの日々から離脱し、るんるん襤褸を着て、サバイバルに出かけるのです。