昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

またあの時みたいに

因果の寄せ集めが宝石みたいにキラキラ輝く宇宙の果て、肉親たちが憎しみを貫き突き刺した傷の音を聞き、機関的なものが苦しめるだけのためらいを生み、憤怒を繰り返しては、定めなんかに反し、はびこる悪意を募らせるバビロンに反発し続ける。十代の約束に引き込まれては、混濁していく意識の魚たる私は、よろこび世界を泳ぎ、機械的に派生していく動機が妨げるだけの論理が紡ぐ刹那、目まぐるしく回転する右脳から生えるキノコ、回転する座標から加速する理由から離反する君に擦り寄る悪意により加工された世界や社会の端くれで錆びるだけの鉄である私の優劣、悲劇的な日常の繰り返しにより、悪意とは現れるのだ、と嘯くバビロンにより、形成された性格や過ちや病、痩せ細った君の汚泥、この命などに、重要性などもなく、ただ散り行く定め云々と、ニヒリズムに浸る現時点などから、生命とは、グングンと輝き、与えられる値や、制限なく溢れる主観から、現れる憎悪や悪阻や、構造的な憎悪から現る、ファシズムが膨張して、理論的な騒々しさに磔にされた神の空想により、リリカルになっていく自らを縫いつける背景、軽減しない痛みにうずくまる縁、延々と加速していく十代の記録、記号化していくアンニュイとした主体から排斥される動機から、真理とは生まれたのだ、と加算される記憶にずんずんと、侵攻して来る悪意を加算させ、規制されるだけの正義から爛れていく憐憫、紊乱な過程から生活感などは無くなり、簡易的な証拠を掘り起こし、めり込む理由により除け者になっている君たちの悲愁、寄り添う面影から分裂していく意識的な革命、命じられることでしか機能しない日々の歪さに加工される陰鬱な焦燥感、機械的な斡旋により、理念を失う君の陰湿さに硬化していく事態を集約させたような終わりなんかを謳う暗闇を抜け、新たな今を継続させる。