昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

日常の縫い目

置いてけぼりの身体も次々置いて、つたない論理を秤にかけて、たちまちに現れる合否や、浪費されるだけのためらいを生む日々の歪な傷や、均等なものなどなく、ただ攫われていく日々に貶されては、虫けらみたいに生きることも美しく、胡散臭い君たちの廃れた意味と緻密な君が迎合する真理や、幼いだけの私たちの正しさなどは単純な苦しみを生んで、とめどない悪がめげない正義を摘む間に生まれる過去や、ここで枯渇する私たちの瞬間的なものからの逃避行動や、消費衝動などがなぞる運命や、酩酊する先々で高騰する意識的な過ちやまやかしなどがあまりにも杜撰な真理を持ち出し、今を締め付けるだけに至る先々で逍遥する過酷な面影が刻々と引き摺る動機に締め出され、支配的な世界に食い込む後先に亀裂が入って、弾ける先々では、ザクザクにされた感情が卑劣なものを捧げては、良い気になっている。いらだつ私たちの狂気、意識的な景色での戦争、奮い立つ子供たちのアニミズムにより誕生した新たな神による占領、君が強要するものにより、この世界が保ち続ける観念的な偽造や、運命的なものにより弾ける時系列や、悲劇的な意識による滑落や、観点を失い、意思すらなく彷徨う幼稚な年月や、未明に現れる余波やらが漁る定理などにより、理性は損なわれ、私たちは絶えず消費されるだけに至り、徒らに報われないなど、と促すだけの帰り道には、返り血だらけの連中があふれ、醜い連帯感などによりうなだれている。この命の軽さよ、与えられた意味の毒よ、遠のく意識から現れる定めや、酩酊する先々で蔑まれるだけの君よ、くたびれた私たちに関わるほどに今に磔にされ、あたかも神のように崇められる私たちの関わりの狭間では、幼稚な武装により続けられる戦争の正体にすら気付かずに、ここで枯渇し、虐げられるだけに至るような日々の中では労りすらなく、ただ動き回る意思は、歪に消費されるためだけに、ためらわずに貪り食われるだけに至り、今にくたびれては、過激な意識がもたらす、過剰なものによりことごとくは折れ曲がり、今を見えにくくし、屈折した者が今の邪魔をし続ける。