昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

補完

そこで保とうとしているもののほとんどは、どうでも良いことの繰り返しの中で枷になる理由なんかを探しては、勘違いばかりして、完治しない苦悩や、交付されれ苦痛や、偶然を謳いながら、君たちに近付く思いが敷衍して、不幸なんか瞬時に飛び越えて、木霊する理由や、黙礼を繰り返し、過失や余罪を泳ぐクラゲであった時の記憶を加工しては、そこに品位なんかを捏造して、膨れ上がる主体性が、君たちを飢渇させるための制限なんかを生み出しては、今を踏み台にしたり、何かを奪い合ったりしながら、維持する理由や、そこで発生する素っ気ない理由や、固執するだけの君たちに捕捉される自らの過ちに拘束され、ニセモノの罪を被せられる。健全なものすら廃絶され、ささやかな希望ですら踏み潰され、濫りに利用される差異が、君の生活感を傷つけるころ、言葉もころがる坂道、消失していく他愛無い観念や、清潔感もない街並みの虚飾や虚栄、淵源に果てる動機がぶつかり合って、すべては粉々になって、シュプレヒコールで汚れた帰り道、乖離していく理解から生まれた波形や、罵り合うだけの怠惰な人々の体系や、経過していくほどにもつれていく意図、ほとばしる動機が、ミメーシスを突き破り、無重力でミューズを連れ去り、システマチックな番犬たちがひしめくネットワークの中での混線、整合性もなく、ただ、ひたすらに我が身を滅ぼすように他者を汚すだけの輩、堆積する理由が流動して、最たる理由から離反して、はびこる悪意に騙されないようにする。