昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

単なる愛である

中性子星を漂う女神、黙示録や、抑止力などなどの折檻を受けた神の子、光景は、気配に飲み込まれ、自慢や不満足を撒き散らす紊乱な肖像に打ち出す権利や、原理の痕、あいまいな化粧を終えた思春期の縫合、分裂していく新年のひき肉をこねて、ハンバーグに変換するまでの犀利な時、理念はねじ伏せられ、その場で転換されていく普通や苦痛が、アイロニーなんかをこぼす合間に、ビジョンは汚され、苛むだけの日々に絡まるうとましい現実による斡旋、さらなる苦痛を呼び覚ますイータネットボットや、ゲームの中のボットたちの反乱、仮想通貨のカオスの中、ビジネスライクな笑顔が飛び交う憂鬱な社会の縮図、粛清やら、グノーシス主義やら偶像崇拝、細部に宿る神が、憎しみなどを伝え、ここで、完璧であることのほとんどは、次々と補完される意味の彼方で、君と和解し、腹痛と夏の権化に攫われた君の化合物、誘導されるだけの皮脂を泳ぐ魚、タナトスを崇める彼女たちのニセモノの信仰心により、美しいままに散りたいなどという幻想が、あまりにも怠惰で傲慢な死を、生に補完させるような強迫観念に騙されずに、いくら傷付き悲しんでも、生きられるだけ、生きてみるのも美しいものであるから、簡単に還元されるものに騙されずに、些細なことに、愛を振り撒くことを忘れなければ、答えなんてなくても、自分なんてなくても、なんか、生きてきて、きっと良かったといえるものだ、よ、と耳打ちする宇宙の母が、カタルシスにいたるまでの距離こそ、確かめる必要もない愛である。