昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

高揚感

狂信者ばかりが詰め込まれた教室、実体もまままならない今なら、と、粛々と闇を貪るコウモリたちのエクスタシーの指数、ノスタルジックに加工された動機や、ドラマスティックな終わり、破壊的な末路や、熟成した実家、太陽と銃で生計を立てる父たちや、競合を続けるほどに、歪んでしまった精神の互換性、ファシズムたちが歪ませた分針、ビロードにくるまり、戯画の中で踊る生活感が見苦しいあの子、正体不明なものばかりなんだから、文句ばっかり言ってないで、自分の好きなように言葉を氾濫させ、意思に枷を嵌めずに、蔓延る悪意に吸い込まれないために、粒子状になった顛末、流れ出る即席の理由にすら、飲まれないために、強固な意思を保ち、ただ、現れるものを、超越し続ける先では、対象的を謳う論理的な敗北者の群れ、計画的に迎合された人々の骸たち、さわやかな朝を攪拌させる最低な朝、現時点に現れる退屈な動機の仮数、分断されるための更なる愛を解放して、夢も駆逐された、クソみたいな国だと悲観するよりも、ただ、たちまちに現れる余韻から解放され、さまざまな思惑を打ち倒し、自らに帰り着くまでの長い旅路、価値観もチクチク痛む返り血に塗れた並木道、蓄積された理由に押し潰されていくばかりだし、途端に大きくなりすぎたものは、どうにもならないから、邪推やセオリーは、そのままにして、そのままに進むのです。