昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

濫觴

人間の本質などは、人間と名付けられたことにより潰えたのであり、何かを得ようともがくほどに、人間性などは、制度の中に収まり、自らの自由を求めれば、求めるほどに不自由になるのであり、堕落するだけに至るような、他愛ない現実などに迫る価値などは、当たり障りのないようなものを押し付けながら、気だるく操作されるだけの現在に惑乱し、動機を不純なものに変えるなどと、品位を謳うほどに、その品位などは廃れ、貧寒な者が示す尺度は、意思の奴隷として、意識の表面が浮かび上がらせるものに隷属する限り、陰るだけの本質は、真実の奴隷として、あらゆる原理の道具として、偶像の権利を保つための、法の番人どもは、万死するものを傍観し、独立した罪の餌のために、次々と犠牲を生み出していくことの、罪の意識には苛まれずに、罪を偽造し、罪を生産的に生み出し続け、軽薄に立証されるものにすがる者が切り出すものが、あたかも真実のように語られ、そこに現れる権利が軋轢を生み出し、あがなうほどに現れる枢要さの家畜として、蓄積される苦悩の道具として、いびつに孕む罪の捌け口として、のさばる善悪の主事を務めたが故に、自らが創造主のように思うような誇大妄想の化け物どもが、跳梁跋扈するような世界などは、世界と定められるが故に、その規律や時間からは、逃れられずに、絶えず争いを生み出すことが、創造的なことのように騙るような、独善的で、超全体主義的なものが示す尺度により、基準からはみ出すものや、はびこる悪意を伝承するバビロンこそ、この世界を制することだけに、誠心誠意をそそぎ、潜心に現れる悪意をも駆逐し、前傾するものを圧壊させ、あらゆるものは、後から現れ、何かを搾取するだけであり、前に進もうとするものは、押し付けられ、押し潰される。