昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

号哭

神々しい欠如の最中、定めるものもなく、ただ、空虚な世界の中では、平和というのは、重要ではなく、混沌とした今に迫る無意味さや、差額や、錆びた権利や、争うほどに、食い込む意味や、つたない罪を廃棄処分して、前衛的な価値を高尚なものとして崇める、芸術的な昇華を終え、実体すら持たずに、ネットワークの中を彷徨う、意思や意識、絶えず加速していく哀れさを突き破り、紊乱な社会が吐き出す普遍性を叫ぶ、たった一人の声が、あたかも、全ての人の意見のように、受け取られてしまう途端に、社会とは、腐敗し、普通を謳う悪魔たちに囚われた君は、確かさという枷や、それが、普通であるということに、囚われることにより、曖昧なままに、受け取る普通は、やがて、苦痛に変わり、関わるほどに、同調圧力により抑圧される。快楽的に生贄にされる、儀式的な過ちや、誤りの中、拘束される理由が、理性を損ない、喪失感に揺れ動く、時代的な猶予や余暇で、調教された君たちが促す教育の薄っぺらさからの逃走を終え、被害者意識が加速し、曖昧な理想が、権利などを謳い、世論などがひしめく、怠惰な世界が用いる正義による犠牲が、次々と生まれるだけの、退屈な理想などをリセットして、背くほどに、現れる強靭さを蓄え、対比されるだけの、日々からの超越を終え、応用される物事を蹴破り、真実に至り、歪なことごとくを破壊し、新たに作り直したり、書き直したりして、誰にも届かないものに移行しても、そこは、絶え間ない孤独ではあるが、何かに付きまとわれたりしなければ、それはそれは、心地よいものでもあるのだ、と。f:id:jibmfmm:20231229032919j:image