昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

資源

愛こそ全て、と促して、即座にひれ伏す、君の面影も焦土、あらゆる計算的な式に反して、あらがうほどに、現れる退屈に従順である君の正気も損なわれ、群像が吐露する、存在の無意味さに食い込む論理や、数多の衝動性や、空白を埋め尽くす強欲や、間違いだらけの証拠、あらゆる起源を踏みにじる戦車の音、苛むだけの記憶の異物感や、現れた証言により、自らすらも、騙されてしまうだけの、誤りだらけの、正しさが加速させる、ノスタルジーなことごとくが、打ち出す差異や、焼き爛れた意識に迫る苦痛や、あらがうほどに、補填される不安や恐怖の渦や、歪な喪失感が委ねる時折の異質な面影、現前に備わる、窮屈な理想の後、所持する思い出をカスタムして、懐疑的な愛の配下として、都市間に現れる、時代的な苦しみをカスタムして、清貧な結末に捩れる、よこしまな思いの波内際に、生み出された制限や、湿度や、荘厳な挿話に敷衍していく、狂気などなどが、加算されては、この顛末を呪うばかりの、君たちの悲しみなどは、所詮は、外への羨望により、内側では、ルサンチマンを肥えさせるばかりで、何も、ポジティブなものを生み出せずに、他者を呪うばかりの君たちは、何の正しさも生み出せずに、惰性で導かれていく結末にも、飽き飽きして、ただ、指定されるものや、支配され、命令されることでしか、生きられなくなってしまった連中に引き摺られ、見せ物にされ、瞬く間に歪んでいく思想が、今を、自らの呪いにより、破壊していくばかりである。