昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

統合

夜は長い、君たちが思うよりも、ずっと長い、と語りかけるフクロウ、澱んだ過去を商売に変える女の子や、痩せた母たちの背中、嬲るような夜風や、全ての予感を透過させる原理的な雨、色あせるだけの瞬間や、統計学的な恋の汚穢、ビジネスライクな笑顔や、走馬灯に絡みつく蔓、擬似的長い体系や、快活な動機を食べ尽くすカバの大きな口、国家的に飼い慣らされた超巨大なカバに与えられている、ケミカルな餌を片付ける仕事に従事している奴らの憂鬱を食べる飽食な鳥たちを包み込む微粒子、林立する喪失感や、監視下に置かれたヒステリックな嫁たちや、立場を悪用して、現実を攪拌する工場では、おざなりな感情を、ラカン派たちの巣窟、ショービズに関わり続けた矢先に懈怠するだけの、拙い一生の構図や、恒常的な憎しみを孕み、蔓延る悪意を格納した戦車が徘徊する深夜、詩的な神たちとの闘争を続け、この、数万年の夢の彼方で、嗜む意味などが、追憶を啄み、独善的な春を愛撫して、終末論に取り憑かれた野良猫たちが走り回る現実味すら損なわれた忌々しい欠如の最中、最たるものすら、無くなってしまったのだ、と惰性でカタルシスに至るような、自己愛的なものの供儀として、捧げる自らを、溺愛するが故に、つき続ける嘘の数々や、もたらされた制限を超越するためのコードを泳ぐ魚や、些細な理由で、結末をフレキシブルなものに変化させるための、科学的な結合やら反応やら、何か、忙しく動き回るだけの日々の崩壊や、解放などなどに、せめぎ合う価値観などに、苛まれるより、より良いものを、紡ぎ出すための弁証法や、聡明なものを、検知するための、技能のために、読み漁って来た哲学書なんかを捨てて、たちまちに、現れる君を、精神分析しながら、萎びた過去の過ちを、詩的に昇華させる。f:id:jibmfmm:20240328010826j:image