昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

名残

でたらめな心情に降り注ぐ、観念的な雨、非現実的な日常に迫る窮屈な理想や、あらゆる思想を蹂躙する戦車の音、平行宇宙を破壊するほどの、超新星爆発の鼓動や、道化として徘徊する数多の所以、想念に噛み付く犬や、仮想空間を徘徊するドラスティックな還元を謳う、スーパーマーケットのおどろおどろしい思念、虐げられた情念に司る流動的な私怨、透過していく面影の向こう側に現れた実体も、何か、現実味を損ない、現れた意味などは、過ぎ去れば、あいまいになるばかりであり、そこで、関係したり、感じたことなどは、真実である、と語りかける虚飾の中での自分が敷衍させる、自己憐憫などが、絶えず憂鬱を誘発し、今に生きることすら、否定し続け、凡庸な愛から乖離した、システマチックな余韻が滅ぼした因果や、ガイダンスに従わないムカデたちや、口唇期に生えた翅や、バビロンが奪う幸せにより壊れていく、あったかい家庭、成すためだけに、何もかもを、振り落としてまで進んだ孤独な道だ、と語りかける君たちの勇敢な背中、正論に駆逐された現代的な熾烈さや、ささやかな幸せすら踏み潰すコードやモラル、妄想ばかりを綴る、一切の退屈さや、支え合うほどに、互いの重みにより倒れてしまうだけの、恋の終わり、あらゆる変化を恐れているばかりで、何の解決にも至らずに、徒に過ぎ去るだけの、絶え間ない日々の中で、構築されてきた物語を傍観する主体とのすれ違いにより、摩耗していく精神は、自己から乖離し、俯瞰で見つめる自らを、絶えず傍観し続けるような、離人感に苛まれ、些細な苦しみを往復するだけの、横柄さに、苦しんでばかりいる。f:id:jibmfmm:20240401044624j:image