昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

無秩序

記憶もあくせく働いて、悪戦苦闘しながら、しなびた思い出をならべて、傲岸不遜にうるさおますし、音程もあわへんし、あわさっても、気色悪いし、わてらあんたの奴隷ちゃうし、ふんいきも悪いしで、暗澹としながら、真理的な余韻になぶられて、ぬかるみに嵌まって、願い事も叶わんと、がんじがらめになりながら、退廃的な呪詛を続けて、倦怠感なんかをかかえて、永遠性に反発しては、さよなら言うて、君も私も年老いてくのがムカつくし、無残な形のままに、価値を謳いながら、運命にすら反するのが、わてですし、猥雑な価値なんかいらんから、いたわるんも嘘やし、奪い合うだけのやつらなんかほっといて、本体すらも捨てて、存在すらもてきとうにあつかいながら、生き方に難癖つけて、難攻不落な君のこころを打ち砕くような、大砲たるわての言葉を、バンバン撃ちながら、後ろめたい思いを基礎にするよりも、奇跡を待って、難しい顔するよりも、快感ばっかいり求めて、改革にも至らんと、陰惨なもんをかかげて、影や形すらもいらんと、ののしりながら、圧倒される思いに背反し続け、売買されるだけの今に欺瞞をたずさえるよりも、延々と生み出されるものが、打算的なもんになりさがる前に、探してたもんすら蹴飛ばす。平衡していくもんも、迎合されよって、てきとうなもんにおちいりよるし、脅すだけの連中は、平和を装い、正義を盾に裁くやなんやて、はりきりよって、誰かをおとしいれるんばっか、上手になりはるし、羽ばたくことを知らんから、収まったところでバタついて、いい気によってはるし、憚ることを知らんから、失態を重ね、還元されるもんや、換金されるもんなんかに指図され、最たるもんを謳いながら、謀ることばっかに夢中やねん。

見すぼらしい基礎

資本主義の下では国家などは存在せず、国家などは地中をうごめくミミズのようなものであり、地中が熱くれば心地よい地中から出て来てしまい、のたうちまわり、そのまま死の外に追いやられる。そのような曖昧なものでしかない国家などに支配されたり、右往左往して、ゆがんだ思想をかかげたり、何かを崇めたり、なあなあに愛したり、甲斐性などない社会が、正解などを押し付けては、みんなの頭に決定的なバグを植え付ける教育によって、大人になった気になっている連中は、ただ支配されたり、あるいは諦めたりしたり、思考停止したり、したり顔でポリティカルなことをベラベラ飛沫を飛ばし捲し立てたり、足りない頭で考えては、還元されるものや、金の計算ばかりの日々から抜け出して、プリミティブなダンスをする。屈折した季節の顔、もぬけの殻となった身体の青、連帯感で締め付けられる君の表情、誰もが快活さを失い貧苦に喘ぐ日々の症状、末端では腐りきった君たちのエゴがゲコゲコと鳴き、孕む住まいから生まれる屈折した子供たちの魯鈍な足取り、記憶を吸い込む紀元前のブラックホールと、クラッカーたちが弾くキーボードのカタカタという音が子守唄だった私、さもしい日々の遊び場、乱立する記号が希望に変わるまでの距離、瞬く間に聳え立つ木々がよく育ち、その木によじのぼり、高いところから見つめる先で見つけるものは、より高いものであり、そこでもたらされるものが持ち寄るものにより屈折しても尚、寝転んだりしながら、支配されたりしないで、一過性のものに引きずられるほどに、少しずれていく日々の中で過信するものが、進化なんかを問われて、途端に駆逐される人々が迎合していたものが呼び覚ます問題提起なんかが、消費し続けていたものが、浅ましく痛ましいものに寄り掛かり、弄り続けるシステマチックな連中が悶える先々で苛むものが訝るような傀儡たちの街で、立場なんかを用いて、引き合いに出されるものに出たり引っ込んだりしながら、領土なんかを生み出す輩が謳う現実に阻害されるだけの忌々しい意味を蹴散らす。

世界的な風邪

猟奇的な広域に住まう人間的な哀れさに適任していく思いが凡庸に交錯し、刹那を齧り、がんじがらめになる結末に正気を失い、残されたものにより苦しむだけのものを課せられ、奪われていくだけの日々の中で退屈に加算されるモラルなどがうるさく付きまとう。肉体的な渇望を無視し、眠りに誘われるままに、眠りに陶酔する。眠ることによる自己は融解し、意味するものも、意味をもたらすものにも反応せずに、意識の底に沈殿していく自らの意識を掬い上げては、自らの存在の不確かさに蓋をする。なんら変化もなく、たどたどしく歩く後ろ姿にかさばる思い出の滞留物、貧寒な理想をかかげて、安易に排除されるための機能なんぞを大事そうに抱え込んでは、退廃的な理想を対外に放ち、安易に消耗されるための精神が規制をかけられる批判的な彼らの出来レースに参加して、ちっぽけな儲けを権力者から受け取り、加減も知らない暴力を受け入れ、運命なんぞを謳うシリアスそうに真理を語る君の老廃物を集める仕事に従事する労働者が金利などを支払う間に、得た収入の少なさに泣き崩れている彼女の思想なんかを操作するために洗脳を続ける私の理想などに、理性のかけらもないし、無くしたものを追い続けているだけの輩を切り離して、私たちは乗り越え忘れるための強靭さを持って、この命を永続させるべく、めくるめく理想を隈なく破壊して、そこに何も残らないように粉砕し続ける先には、答えなんて要らないし、複合的なものに取り込まれたくもないし、くたばれ、と叫ぶ間に、競うための価値なんかは即座に損なわれ、そこで失ったものなど、失うために備わっただけなのだ。ガールフレンドはすべて死んだ。残るは、この夜と、私たちだけ、だ。すべては失うべくして失い、生きている分だけ老いるし、減るものばかりだし、気も滅入るだろうが、そんなことはお構いなしに進むような狂気を孕んで、あらゆる意味を引き裂き、君を好きになったり、嫌いになったりしたい。

走り出す

惑わされるだけのためらいから生まれる猜疑心まみれの着膨れした春、ペラペラの宇宙から降る酸性の雨、ノスタルジアを食べる宇宙の蟻、現行するものに反して理想を供給し続ける星になりたい、と祈る手からこぼれる鬱鬱としたものが供給される果てに帰路すらなくて、浪々とすごす果てにはギスギスしたものもなくなって、ただ健やかに清々しく生き、歯痒く悶える波形がうみだすゆらぎだけが自分の味方であり、土管からうみだされる花を摘む君の手がとがめる季節の汚穢が収入に変わって、あいまいな世界からそつなく生える思いが叙情的なものを育て、惰性で積み上げたこの数字の中での世界で勘違いをし、意思を踏み台にされて、ジェンダーレスになって、和む時折に帰巣する真実と友達になって、正攻法のものがもたらす成功体験が価値をうるさく吐き出す汚い口や、機械的な恩寵、有用な事実がもたらす旬な精神が競合を続けて、流行りのものがもたらす手口によって、出口を見失って、なじる先々で消費されるための距離を置かれた君の枷を外すために、愛を敷衍させ、世界を愛するために、私は産まれたのではあるが、世界が私を愛さない限り、世界は私の手からこぼれて、延々とこぼれ落ちる先には夢の終わりが、こっちを名残惜しそうに見ているし、整合性なんてものは初めからない存在すらないし、確かなものは、ここで正しいような顔をして、君を騙そうと迫る思考停止した自己顕示欲だけの、承認欲求の星から産まれたガラスの彼や彼女たちの症状によって宇宙を支配して、気配を攪拌させるために、数々の苦しみを繰り返し生み出して、意識を踏み台にして、火のような愛に焚べられる身体を傍観する自らの理想なんてものは枷に変わる。退屈な友達のエゴを食べて生活して、誰にでもチャンスなんてものは巡って来なくて、張り巡らされた意図に支配され、芝居を続ける日々の中で軽率な理由を育てて、体系的なものにより手抜きになる愛のぬかるみに嵌り、身動きすら取られなくなる。誰にもすがらずに簡単に君を傷つけた、淡々と段落を踏みしめ、なじむまで時間がかかったが、まったく勝手気ままな私は苛立ったり笑ったりしながら、落伍したり天まで登ったり、どこにも居なかったり、何も感じなかったり、感情移入したりしながら、薄明な意識を走り回る。

緻密

生きるとは所詮、もたらされた空腹を癒すための旅である、と曖昧模糊な日々の中で、吹雪に耐え、誰と居ても徒らな孤独に苛まれ、なごむこともできずに、出来合いのものが遠ざけるものが枯淡に嬲る月日の重い影を背負い、物々しい思いに虐げられ、軽薄なものがもたらす記憶に点在する悪魔的なものが借り物の理想を掲げ、退廃的な構造の中、君と超えた寒い帰り道はもう無く、そこで女々しく懈怠し、語られる顛末に移行し続ける過去のかけがえのないものなどは、今に一切影響を与えないし、現れた面影などは、暗い影に変わるだけであるし、そこでの考えなどは、一過性のものであるし、そこで流用され、流動する形式などに、苦しむ必要すらないのであるから、そこでの罪から、君も私も解放されるべきであるし、あらゆる罪は、誰かがもたらしたもので、誰かの罪を認識させ、世界の共通の道具にするために、世界という虚像を愛するべきだ、と強制するために、作られた理想の中で、世界を保つためにもたらされたものを守るための罪である。自らの死を傍観する生者の改心を誘う逆さまの信仰心を謳うだけの、堕落した君の余白に住まう悪魔的な虚像との対立を深めるほどに、現れる幽遠から溢れる言葉が噛みつき、微細な構造たる君の狭小なものが枯渇させる聡明な面影、形容しがたいものから機械的なものが迫り、意思に制限を生み出し、今に孕む月日が悶え、たゆたう意識は路頭に迷い、さまよう君の悲劇を垣間見ては、苛む記憶にたたずむ一部始終の終焉に巻き込まれ、原始的な面影がたずさえる夕闇の基礎や、高尚な罪を昇華させるための追憶の覚醒、かじかむ粒子を温めるための崇高な手、そのようなものが訂正するための幽遠から無機質に現れる偶像を信仰するほどに、約束を破り、果たす義務なんかに基礎を植え込み、意思をみだりに利用し、選別をされた人類の歴史から青く光る君の理、ことごとを燃やすために統合しては、豪勢な日々がたばねる季節が茫洋たるものを持ち出す過ち。たじろぐ意識は陰鬱な症状を重ね、感ける意識をたばねる理想が退路を遮断し、たび重なる痛みに耐え難い記憶が摩擦を繰り返し、くたびれた理想は理性を損ない、相似するほどに、自らを憎みながら、他者を咎め、途端に現れるものに飲み込まれ、応用されるものに帰属し、期待を孕むほどに、むくんだ意思は、いびつな観念を持ち、もたらされたものに汚され、軽薄なものを用いては、徒らに消費されるだけの日々を貪り食うだけの今に別れを告げる。

鉄槌

なぜ逃げていいのだよ、と誰も語りたがらないのか?強がりばかりの借り物の身体が空になるまで、生き続けるとは、単純なようで、すさまじく苦しいものだよ、ねと簡単に考えれば、かわいい日々なのに、なのになんで私たちは、あいも変わらずに日々を難しくして、日々を厭うばかりに至るような無意味さを、ムシャムシャと貪り、食い尽くした後には、つつがない日々が、延々と淡々とたおやかに流れるままに愛する意味とは、罪を持たされてばかりで、荷物になるだけの意味から解き放たれて、はびこる悪意を超越して、確かなものへ、と行き着くことに、愛すらも不要なものになる。猫も和む冷たい道路、味付けされた観念のふりかけをかけて食べるピカピカの白米、君の目の上のラメや、引かれたアイラインの上を走るスポーツカー、信仰心を謳う奴らの擬似的な翅をもぎ取り、君が生んだ神は、誰かを恨んだり羨んだりしてばかりいるから、バカバカしく思えてしまうよ、と風、そう風が運ぶ言葉が数十秒間の猶予を生み出して、ダウンして立ち上がる君の姿がキラキラしていて、痛んだりしても尚、立ち向かうことにより、意思とは強靭になり、思いとはいつしか真理に変わる。滑稽な社会のレールをハンマーで叩き割る仕事を終え、毎日朝から晩まで、世界に備わる短絡的な動機を孕んだものを殴り倒す。そのような日々には善悪なんてものはないし、なにかを正すためにいじめたり、誰かを拘束したいが故に生み出す罪や悪なんてものも必要ない。わずらわしい形式を掲げた現代的な教祖が敷衍させる悪魔的なミメシス、貧相な身体に突き刺さる杭が朽ちるまでの長い年月、恒常的な進路が、基づくものを飛び越え、迎合されるだけのまとまらない答えの中で対価を払うことを強制するだけのいびつな日々に輪唱される無意味な言葉に懈怠する。ここでもたげる一切をもぎ取り、美味しくいただく間に嬲るだけの人々のおぼつかない足取り、理性もなく彷徨う人々のうたかたに掴まされた札束、単なる数奇な数字により狂うのが我々であるし、生活なんかは瞬時にしてもたらさられるものにより変化し、自らを簡単に狂わせるし、繰り返し汎用される情報により、還元される日々を厭わぬ限りは、すぐさまくたびれ、腐るだけである。

食い込む夜

濫觴する真実の波形、経過してゆく行方から生まれる儚さ、都合よく生まれた私たちの宿命から帰依し、面影が行方不明になり、意識が枷を外し、寸胴な未来を愛し、果たす理由なんかに蓄積するモノクロームな一瞬、曖昧な正義が犠牲を孕み、憎しみをウイルスに変え、静謐な制限を超越し、市民権なんか破棄して、似合わない価値が引っ掻く現在が迎合する罪と罰を切り裂いて、夜通し見つめる真理の先に到達し、問いただされる先々に継承されるものがもたらす苦しみが背景を汚し、軽薄な夢を誤魔化すための等差などを瞬時に飛び越えて、理想などが発生するまで新たな世代を安易に硬直させるために、些細な道理が旋回する余韻が輪唱するものに克己されるよりも、自らを克己し続けて、つたない余韻が連想する思いが消費され、端から端へと移行し続ける先にはシステマチックなものはなくなり、価値の犠牲になどならずに、関わるほどに補正される理由などが相続するものが

ゎわ、悪阻を繰り返して、未熟な希望に操作されるだけの自由などは、自由の奴隷になるだけであり、あらゆる変化を恐れ、偏見に苦しみながら、過ちから逃れ、能動的な敵意によりすぼんだ思い出を吐き出す面構えや、約束を突き破り、愛し始めた途端に現れる恐怖が移行し続ける先では、確かさなどは足枷に変わり、そこかしこに制限を生み、意味のない憎しみを積み立てながら、長らくの苦しみを往復する君たちのスニーカーが破れるまで徘徊し、宿無しなままに即座に補完される苦しみの道具になるための偶像なんかを崇め、曖昧な答えに恋焦がれては、怪訝な理想をかかげては、与えられた正解を吐き出すだけの惰性な流出を防げずに、塞ぎ込み混濁し続ける。