昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-04-26から1日間の記事一覧

警醒

何に妨げられる事も無く、つれづれなびく艶麗な月日にゆだねる面影が陽炎に変わり、ニヒリズムを照らし、優雅な時に扮装する理由が偏執する以前に長ける思いが、伸び縮みし、淵源に長ける思いが、収斂されては、断続する風景に実情をこぼし、収容されるだけ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 分裂していく衝動は、フォーマットされぬように様々な場面へと転成し、その場で天使へと変わり、露骨な支配から逃げ惑うよりも、その支配を思う事を辞め、桃源郷へと果てる思念が、衝動性を捉え、咎める事から勇躍し、何事にも支…

高次

もう、測る事も忘れた。 ただかかずらうだけの一生に 考えるべきものとは、 限られたものであるし、 惰性なものに囚われず、 ただ儀式的なものに こだわらずに、 ただ達する間に 描くべきものとは、 批判的に乗り越え、 否定している暇も無いから、 瀰漫する…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 用いる理由も、同じ言葉を重ねるだけで、出来合のものばかりが増えては、遠ざかる記憶も収斂される先で気後れし、連動する意思がハミングしては、実体も無く、惚れた腫れたと促す風も、曇天に消え去り、化合物よどむ静寂が汚す大…

ポリティカルなものの汚穢

中空でせめぎ合う艶やかなものが折り重なり、静寂に一途なものを席巻させ、抗う思いは粒子に変わり、量子よりも、軽く軽やかに軋む意味から、理論的なものに戦かず、対峙し続ける限りに精神的な移動を続け、ハミングする幼稚な理想から、構築される理論に反…