昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-10-28から1日間の記事一覧

匂い立つもの

静謐で、優雅な午後を堪能し、ゆるまる気分は、物事の緩急に隔てられず、自分が律するリズムへと、荘厳な思いを立証し続け、つたない思いに生じる痛みの刹那に、あるいは、きしむ感情を蝕む弊害の微かなゆらぎへと加工され、再生産されるだけに発生する所以…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 鼓動が脳内を循環し、用無しな生命を純化させ、徒労を重ね、痛む身体を、バビロンに引き裂かれては、境目も無くもがき苦しみ、危機感に這い蹲り、自らを屈折させ、今に屈従するだけに至り、痛む心を引きずり、絶えず、我慢するよ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 すこしの浮遊感と共に、我関せず、と富に投げかけ、ありったけの意味をほおばり、欲張りながらも尚、未熟なままでカオスを乗り越え、健気なままで、濁点だらけの道や、堕落した奴らの浮かない表情の標高の高さに言葉を無くし、な…

複製されるだけの真理

たおやかな意味の泉にもぐり、荘厳な時に現れなびく言葉が反響し、一途なものに変化し、融合する先に高揚感が現れ、季節にとどまらずに、憎しみを捨て、主体性を取り戻す。創造とは、流動性を用い、ひとつの場所にとどまらずに、分裂的に取り行い、自らを浄…

休養

君を形作るものだけが 論理を超え 阻めるものも持たずに 君に現れるものだけが 互いを咎めずに 行為へと至り 立ち止まらずに 突き進む愛だけが 純粋なものを形成し デカダンスを超え 能動的に至るだけに いびつなものを消耗しても尚 愛するということをやめ…