昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-02-21から1日間の記事一覧

反響

反響する音が蓄積され、身にまとうノイズが、同じリズムを積み重ね、用いられる等差や、リズムが突き放す衝撃や、ベクトルが違うからこそ、ぶつかり合う衝撃は互いの間で緩衝し、与え合う影響は、即座に諦観するだけの者や、低劣な文言から放たれ、導かれる…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 空想的な夜空に卑劣なものすらなくなり、ひりつく身体は昇華し、今に回収されるだけの罪の間で緩慢に作用するだけの意味を取り除き、ここで理解を得ようとするほどに物事から乖離し、開示されるものだけを正義として受け止めるほ…

空疎な過去から離れる意識

瞬間的に流動する余韻から、陰惨とした欲を放つだけのエゴイズムへと加速し、苦悩に悶え、恬淡な欲そのものの語源をまさぐる過激な誘引から、アナグラムをたずさえ、ぼくとつとした者を攻撃的に染めるだけのキャピタリズム的な街に適合するために、無関心で…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 ここで寄せては返す意味がかかずらい、互いを苛立たせ、解消できない痛みを対象にぶつけ、互いを恨むだけに至るような便宜的な意味や、季節に交わる意味の先々で対立を重ね、懐疑的な日常に迫る疑問から、介する罪と意味の狭間で…

制限を持たぬ愛

途端に間から現れる 確かな愛だけが、 今に帰巣し、 記憶の奥底を往復する、 確かなぬくもりだけが、 惰性なものを排除し、 今に続ける意思だけが、 虐げられずに、 従えるだけの意味に 加工される前に、 自らが用いる 正しさだけが、 唯一の正義だと知る。