昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-06-24から1日間の記事一覧

永遠性

誰かは、誰かが待つ家に帰って、誰のことも考えないだろうし、誰かは、誰も待っていない家に帰って、誰かのことを考えているだろうし、そんなことを毎日繰り返す。どれほど何かを読んだとしても、そこに現れる物陰に隠れる意思を収斂し、連動する苦しみを取…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 関するものが回りくどく、くどくどしく伝えられたものが、理屈っぽく付いて回り、いびつな観念を形成し、否定的にひしゃげる、まる

字余り

ただある由縁が その場でひろがり、 つかれた身体を飛躍させるような モーションを ただただ眺めるすきまにも、 永遠はあふれ、 ふれあるほどに、 つっかえたものを とりはらうようなメロディーがひびく。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 正体もあらわさず、主体性が、体制に縁取られる前に、よどまぬ精神が、くまなくしらみつぶしに調べ尽くした後に敷衍する今が、永遠性をたずさえ、さずかるものや、たずねるものが与えるものに反し、自らに帰還する、まる

創造的な呼応

現実に補填されていくよろこびを織り込みながら、飛び交う意識が自由すらも求めぬような境地にいたるような解放感だけが、今に酔い痴れることをしらみつぶしに知り尽くそうと求めるよりも、ここで用いられるものに覆われる以前に、ここで謳歌するものだけが…