昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 脳内で反響する物語が、がたがたふるえだし、不安をよぎらせる間に襲いかかる通過儀礼や、犠牲的な配慮をうながすような餓死寸前の精神たちが悶える夜に与えるべき真理などはなく、与えられるものすべてとは、自らを癒やすことな…

てきとうに笑って 適度にゆらぐ ただはつらつと、 はびこるあいまいな日々に たゆたいながら、 互いをとがめることもなければ、 求める自由に酔い痴れることもない。

移行

誰もが信じるものを失った後にひろがる純粋さだけが、今を虐げずに、したがえる意識に追従するほどに、自らをそこなう喪失感に揺らぐだけの時間に遅延していく意識は、今に思考停止にいたり、老化するだけにいたり、今に干渉する悲劇から、仮想する今にとど…

制するもの

純粋な憑依を終え、窮乏し、対立し続ける関係性に築かれる苦しみなどを分裂させ、些細な動機を繰り出すだけの日々に悲観しながら、悲痛な面持ちを伝えるだけの原理的な苦しみに理不尽さをかかえ、緩慢に作用する動機が卑劣なものをたずさえ、散漫な意識に興…

恒常的

長じる所以が今に響き、 もとめるだけで、 手に入るものなどは、 なんの満足も運ばず、 満足をもとめるほどに、 快楽とは程遠く、 今に現れる苦しみを 増幅させ、 管理的なものに収まる。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 騙し合う街並みは、誰も信じられぬ、とうながすが、自らも信じられぬから、何かに期待し、信じていたのに、と転化し、自らに責任などない、と自分勝手に誰かを屠る、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 消費され続ける我々に万歳三唱を、とうながすような木偶の坊や、末期的に狂った理想をうながす、理想主義的な者が、前も見ずに、過去を引き合いにし、今を苦しめるためだけに、絶えず否定を続ける夜には、耳を塞ぎ、自らの静寂に…

制するもの

純粋な憑依を終え、窮乏し、対立し続ける関係性に築かれる苦しみなどを分裂させ、些細な動機を繰り出すだけの日々に悲観しながら、悲痛な面持ちを伝えるだけの原理的な苦しみに理不尽さをかかえ、緩慢に作用する動機が卑劣なものをたずさえ、散漫な意識に興…

愛を持たされる前の愛

軽減されない痛みを吐き出す幼稚な企みから、血筋をうながし、自らの平衡を捏ねるだけの等差から、錯雑とした意識が背く果てに生み出される経路などを歩くことで、自らの満足をうながすような退屈な休日に閉め出され、惰性に生きることで、退嬰的な者や、体…

簡単

連続する思いが積み重なり、 肉体を飛び越え、 遥か無垢な領域に達し、 度重なる痛みを超克し、 ふるぼけた理を廃棄し、 ことごとくに引用されるものに、 別れを告げる。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 ここにとどまるわけにもいかないから、いけすかないが、進むしかなく、そこで敷かれたレールや、そこで貼られるレッテルなどに疎外させられても尚、進む意志だけが、すぐさま過去をひるがえし、次々に襲う今と対峙する、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 背き続ける意志は、俯瞰で見ることを忘れ、直視するほどに汚され、そこで形骸化するだけにいたるような今にひたり、悲観し続けるだけにいたり、自らいたわることを忘れ、求める愛へと引きずられ、今に悲しむだけにいたる、まる

愛を持たされる前の愛

軽減されない痛みを吐き出す幼稚な企みから、血筋をうながし、自らの平衡を捏ねるだけの等差から、錯雑とした意識が背く果てに生み出される経路などを歩くことで、自らの満足をうながすような退屈な休日に閉め出され、惰性に生きることで、退嬰的な者や、体…

野ざらしの記憶

ここに残るものもなければ、 心残りもなく、 そこで吐露するものが、 中空ではがゆくもだえ、 そこで果てるものが、 遠く永続性を保ち、 物事の均衡や、 そこで保たれることにより、 用いられる平衡や平等性すらも捨て、 すがるほどに、 ここでおどけて、 何…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 奇跡的な出会いの愚鈍さにふれ、敷衍する永遠性が踏み台にする制度や、限度を用い、何かを抑圧するだけにいたらせるような言葉にいらつきながら、負担すべきものなど、ここには存在せずに、自由を謳うほどに、自由であるという意…

須要な情交

原形もなく、今に這いつくばる君の単細胞たちが描く真偽のようなものが幾重にも敷衍し、普遍的なマーチを打ち鳴らし、希望を疎外させるだけの意図から、意味を引き出すほどに、卑近なものを補完させ、感情に相違を生み出し、そこで同調するような悲劇に達す…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 そこで用いられるものなどに徒に消費されるだけに感情を荷物のように感じるから、背負わされるだけにいたるようなものなどは、そこで義務を謳い、用いられるものに契約するほどに、その屈従や屈辱に耐えられずに、自らと乖離し、…

須要な情交

原形もなく、今に這いつくばる君の単細胞たちが描く真偽のようなものが幾重にも敷衍し、普遍的なマーチを打ち鳴らし、希望を疎外させるだけの意図から、意味を引き出すほどに、卑近なものを補完させ、感情に相違を生み出し、そこで同調するような悲劇に達す…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 運命に反し、孤独を謳歌し、生じる由縁に迫る結末に批判的な欠如を伝え、症状に重なる自らが及ぼす軋轢の最中に迫る疑問を定義するものなどは、動物的本性に拡散されるものだけが、本質として捉え、その欲望のままに荒んだものを…

なににも悲観せずに、 ただ現れるままを 愛して、と 我が身を滅ぼすような 君の躍動感や、 すべての余韻に混ざり合う 率のようなものが、 生きているだけのことに、 難癖をつける。

異物

孤独に制される間柄に補足されるものや、そこで補完され、補正されるだけにいたるようなものが今を虐げ、軋轢を生み出し、言葉がさえぎる限りに、この余韻を測るような計算式が不当なものを生み出し、そこで意味を踏み台にし、自らの絶対性を体制的にはびこ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 怒りは力をいざなうが、その力に持久力を与えず、ただその怒りを解消しようとするほどに、怒りとは、次なる標的を見つけるために、その怒りを利用し、自らを喪失し、自らの怒りのためだけに、ためらわずに何かを攻撃することだけ…

異物

孤独に制される間柄に補足されるものや、そこで補完され、補正されるだけにいたるようなものが今を虐げ、軋轢を生み出し、言葉がさえぎる限りに、この余韻を測るような計算式が不当なものを生み出し、そこで意味を踏み台にし、自らの絶対性を体制的にはびこ…

徴収

横暴なものが伝える試練や、 ジレンマや、 慢性的にひろがる痛みに這いつくばる 自動手記的な夜に迫る因果や、 もうろうとし続ける先で 低劣なものをかかげ、 自らこそが正義だ、と うながすような姑息な者が 示す差異に戸惑うような生き方に 呈されるほどに…

世紀を超えるリズム

音もなく近付く夜と対峙し、傲慢な論理を投げかけるだけの欠けた感情から、かび臭い因果を放つ終末論者どもが攻め入る時雨から偶像を引き出すだけの有効なものすら物陰に隠れ、語弊を重ねるほどに増していく快楽と友達になり、一貫性を捨て、主体性にかまけ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 世界の裏側でぐつぐつと煮えたぎる意思が、規範とされるものに反し、ここで滑落していくほどに、増していく快楽に邁進するよりも、偶然を粧い、何かの寝首を掻くように仕向けるような美麗な歌声をうながす夜は、法則性すらも持た…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 今に背いて、現れるものなどは、表されるもので測れるものばかりで退屈であるし、そこで体系を生み出し、形を生み出し、互いを恨み出すだけにいたらせるような即席の自由や、そこでの理由や、その場での規律や、規制を続けるほど…

世紀を超えるリズム

音もなく近付く夜と対峙し、傲慢な論理を投げかけるだけの欠けた感情から、かび臭い因果を放つ終末論者どもが攻め入る時雨から偶像を引き出すだけの有効なものすら物陰に隠れ、語弊を重ねるほどに増していく快楽と友達になり、一貫性を捨て、主体性にかまけ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 よくみれば、化け物と除け者と獣しかいない世界でないがしろにされるものや、うながされるままに動くだけの同意や同調がゆがんだパトスを形成し、何かのために同じように動くほどに、ずれは多くなり、ゆがんだままに排除する、ま…

逃走

夕暮れにひそむ物々しいものも静かに昇華し、筋書きすら持たぬ精神が疲労感を隠し、夜に攪拌され、もたらされる正義も捨て、さらなる飛躍を遂げるわたしは、さまよう魂が用いる旋律をたよりに、多目的にうごめくキャピタリズムが描く苦悩を引き裂き、あらゆ…