昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-01-11から1日間の記事一覧

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 押し黙って先を見る。ただ短絡的に過ぎ去り分裂していく先々で対立を深め、複雑に絡み合う現実を厭うほどに、がんじがらめになる静謐さに住まう退廃的な樹立から、情理にせめぎ合うリズムを貪る、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 何かを崇める必要などなく、必要とされるものすらなく、必要だ、と願うことすら不必要であり、有するものなどのほとんどは無意味なものを売りさばくために必死につきまとうようなものばかりだ、まる

挫けぬもの

苦しみとは繰り返し 思うことにより昇華され、 度重なる苦しみに打ち勝つよりも、 苦しみを確かに認識し、 ひるがえすような 強靭さを用いるなどと、 うながすようなものから抜け出し、 自らの認識を苦しめるものから 逃げ出すべきである。 戦って勝てるもの…

とぎれとぎれ

金との結婚を終えた資本主義的な巡礼者が徘徊する原始的な夜に要理すらも敗残し、観点すらも疎外し、緩慢に作用する動機は、道理を引き裂き、同一化を求めるだけで、盛り込まれる嘘にリビドーは枷に変わり、回収され、修繕されるための精神に絶えず改造を施…