昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 すべてに差なんてもんはなく、あらゆるもんは、大きいても、小さくても、迫るときは、同じようなサイズで、どこを見ても、ほとんど変わらんと、今を覆い尽くす、まる

警世

精神的な血がながれると、泣く君のそばで、無くなるものすらなく、すべては木偶の坊で、ぬけがらなんですよと、やさしくも強く語りかけるあたりからあふるる温もりや、気だるい風に混ざる香水の匂いが、高次なものを引き出し、悲観するよりも、完成をのぞむ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 かんたんに処理されるだけの、あんたの感情や、暗澹とした思いを射止めるためのメルヘンチックな流刑地へと、運ばれるギミックの中での君たち、まる

語り合い

鈍感な街に 入るための、 チケットを求め、 催涙弾ふる夜に、 不健康な価値の 家畜として、 指定された 義務の只中で、 肝心なものを忘れる ための教育や、 矯正により、 真実すらも失い、 信じるべきものが、 何かすらも、 簡単に手放す。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 群像は、グラマラスなツールを手に入れ、手当たり次第に破壊することが、作ることなんでっしゃろって、勝ち誇っとるさかいに、後ろから蹴飛ばしたったんです、まる

貪婪な街

均等なもんもあれへんからって、無理矢理に近づけては、おんなじようなもんでっしゃろって、チクチクうるさい奴らが示す正しさなんてもんは、正しくもなんもなくって、ただ正しいことを示すために、平等などを用い、正しいであろうようなことを謳いながら、…

紊乱

均等なもんもあれへんからって、無理矢理に近づけては、おんなじようなもんでっしゃろって、チクチクうるさい奴らが示す正しさなんてもんは、正しくもなんもなくって、ただ正しいことを示すために、平等などを用い、正しいであろうようなことを謳いながら、…

青春のくさった匂い

完膚なきまでに、 ぼくらは殴られる的な 青春がロレツも回らんと、 まがい物の明日を切り裂いて、 いい気になって、 脳もすこし溶けて、 ステキなオトナになるための、 幻想を駆逐するために、 生きるべきなん、よ。

愛された間

次々につぎはぎになるものが、継続されたらものをぬりかえ、過信するほどに、すり替えられた思いが、連帯感を謳い、快感をさまたげながら、繰り返しよどむ記憶をぬりかえ、加算されたものが、物語を軽薄にふちどり、負担ばかりを与え、継続されるほどに加工…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 この夜に、よりによって捕まってしまったから、必死に抜け出そうと、抜け殻になった身体を放棄して、鮮明な過去すらも不必要、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 消費的な身体に弾ける雨滴、運命論者がたたずむ希望の進路や、心音うなり、憎しみだけの島を超えるべき、悔悟の帰路を絶ち、たちまちに現れた罪などは、外から与えられたのではなく、自らが生み出した、罪であり、その罪は、憎し…

愛された間

次々につぎはぎになるものが、継続されたらものをぬりかえ、過信するほどに、すり替えられた思いが、連帯感を謳い、快感をさまたげながら、繰り返しよどむ記憶をぬりかえ、加算されたものが、物語を軽薄にふちどり、負担ばかりを与え、継続されるほどに加工…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 まさぐる先々の夢や、悠揚に羽化し、陥落せずに、悠遠に飛び交い、何事にも捕まらずに、度重なる思いに、帰路さえいらず、さえぎられることもなければ、言葉さえも不必要、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 支配的なベルが鳴り、そこでの動きを抑圧するようなサイレンが、感情を急かし、整備されるだけの思いに注がれる油たる、金銭により、身体は軋むと、価値に純朴であるものは、その価値により、ボコボコにされる、まる

植え付けられた衝動性

へだてるものも持たずに名前すら捨てて、消え去る隙間に生まれる断続的な暴力性が制度を打ち付け、つちかったものすら簡単に破壊するのが政治的なゲームの責任なんだ、と君が責任転嫁しては、なすりつけられた後に残る者をひたすらにけなしながら、蹴落とす…

犬歯

滑落したものも いつかは飛躍し、 そこでとどまることこそが、 愚かなことであり、 愚かなものを作り上げるよりも、 そこで継続するものに反発し、 あらゆる価値に反してこそ、 意味とは摩耗され、 確かなものに変質する。

多産されるもの

へだてるものも持たずに名前すら捨てて、消え去る隙間に生まれる断続的な暴力性が制度を打ち付け、つちかったものすら簡単に破壊するのが政治的なゲームの責任なんだ、と君が責任転嫁しては、なすりつけられた後に残る者をひたすらにけなしながら、蹴落とす…

原始的な夢

彼らが言うには、 自分らのゴミみたいな 人生を吸い込んで 生きてる言うてるし、 喧しーてかなわんような輩が、 世直しやなんや言うて、 急かしよるから滅入るねん。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 硬質な眠りに縁取られ、死地へと急ぐ君が転化していく、紛い物の地へと運ばれていくほどに、孕むものにより、自らの心身は食い尽くされる、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 無神経にシナプスを踏み荒らし、愛惜に携えた君の影を携帯し、軽快なステップでカタルシスにいたるまでの距離や、空白を埋めようとすらせずに、進むだけの姿が、優美に折り重なり、今に勇躍を続ける、まる

かんたんな祝福

暗澹としたアンタは、依然としてあんぽんたんなままやし、ならず者として、褥に重ねた呪縛みたいなもんが、やましくつきまとい、何かに依存しなあかんから、カラカラなまんまやし、満タンにならんと、ぬらり濡らし、温もりすらないし、内情に果てるものが、…

かんたんな祝福

暗澹としたアンタは、依然としてあんぽんたんなままやし、ならず者として、褥に重ねた呪縛みたいなもんが、やましくつきまとい、何かに依存しなあかんから、カラカラなまんまやし、満タンにならんと、ぬらり濡らし、温もりすらないし、内情に果てるものが、…

欲望と力

なにかに適応するよりも、反撥しては、跳ね返るなにかしらにふれることのよろこび。あらゆる力は、多目的に流用され、ひとつの力は分散され、己の力すら見失う。

偽装された理想

電子と原子と分子が摩擦し合う音が官能的に響き、偏執するための差異や、たむろする意識を破壊するためのミサイルがふりそそぐ論理から、仮想される先々で短絡的な記憶は抹消され、ここで真っ直ぐなほどに、苦しみのるつぼにはまり、がんじがらめになりなが…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 甘美な創造性だけがそぞろに現れ、増幅する思いは、複製されることもなければ、不倶戴天の敵を生み出すだけの初初しい生産性から、制限を持たずにひっきりなしに現れる欲動の機械として、気配を牛耳るための多面性を持った権力装…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 前衛的に捉えては、突き抜けて、思いの縁にすら触れさせずに、増え続ける思いは、宇宙よりも広大で、高慢なままに見下す果てで、過程すらも忘れ、わずらわしくかさなる所以が有意義なままに超越し続けることを、寵愛している、ま…

女々しいミリタリズム

電子と原子と分子が摩擦し合う音が官能的に響き、偏執するための差異や、たむろする意識を破壊するためのミサイルがふりそそぐ論理から、仮想される先々で短絡的な記憶は抹消され、ここで真っ直ぐなほどに、苦しみのるつぼにはまり、がんじがらめになりなが…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 ワーキャーうるさいでんなと、途端に神々しく貪り合う彼女らの、卑屈な思いを旋回し、理屈ばかりが、まかり通るさかいに、散漫な答えは、満足をうながし、意思を奪うんかい、まる

運命

すべては、 グツグツ煮込まれまんねんと、 ぶつくさ語る 夏の猥雑な関与から、 しいたげられる私は、 世界との短絡的な 同期から逃れ、 健気に中空を、 さまようんです。

すべてを見つける目

全部半分こにしようと、まんまるな目玉で語る彼女の利便性のセリーをのぼり、均等なもんなんか、簡単に隠滅しよるし、寄せては返すもんも、破壊されるだけやし、やさぐれた感情は、偶然と偶像の合間で、あいまいな作用を生み出し、汲み取る意味も、陰惨な価…