昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

正しくもなく不気味


奴らは思想もない
カエルで、
節操もなく飛び回り、
落ち着くこともなければ、
自らが正しいのだと
高らかに歌い上げ、
へたくそな歌声が、
延々と響き渡り、
自らの正義を貫くがゆえに、
なにかを虐げるための
健気さを利用し、
独善的に締め上げるために、
持ち寄る権利により、
強くなった気でいるような
衆愚により、
めちゃくちゃになった
世界を崇めるべきだと、
君の神は語るかは
知らないが、
短絡的なカタルシスにより、
消費されるための
昇華を求め、
いたいけなものすら、
うばいさり、
あさるような連中が
支配する世界を保つためだけに、
てめえの価値を
押し付けては、
磔にされていくものとは、
プログラムされたものであり、
簡略的な管理下に
いたるための、
体制的な闘争や、
そこで統制されるだけにいたり、
いぶかる先にせまる
結末に接合され、
あたかも正しいもののように
崇められるものが、
物事の健気さを
奪うことで、
自らの正しさを感じるような
手法により、
この世界の平静を
保つような仕組みこそが、
悪をねつ造し、
今を駆逐するための、
正義を利用し、
自らの悪業をかき消すための、
画期的な仕組みを作り出し、
自らを守るためだけに、
神を利用する。