昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

すべての友

すべてが平等だと言うのであれば、もとめるものも同等であるべきであり、それにより、罪に変革がもたらされ、その時代を取り仕切っていた法は崩壊し、解放された罪は暴走するだのと、声高らかに騙り出すものが、また支配するために、あるいは、今の権限を捨てきれぬが故に、法を改ざんし、あらたな罪で上塗りされた罪は、自らの罪により屈折し、滅びの歌などを叫ぶ。罪は、誰かの手により改ざんされ、より良いものを、と叫ぶたびに、都合のいいように変えられる。あらゆる変化を恐れては、保守的なものや、普遍的なものが敵意をむき出しにしては、さらなる罪をねつ造し続け、つたない罪は、君の理想を偽造し、犠牲にするために、自らを信じるよりも、皆が信じるものだけが、正しいものであると攻め入り、生命をおびやかすのは、そこで保たれるための犠牲として、自らを捧げるべきだと、すすめるような普遍性や、偽物の正義であり、嬉々として犠牲になるような、快楽的な傀儡として、理想を偽造し、自由の犠牲になるために、君を襲撃し、神を偽造し、伴侶を憎むために、はやく婚姻へといたれ、と迫るような憎しみが増幅し、複製された真実が今にせまり、偽物の価値をうたうような輩が示す讒言などが、単なる妄想であり、ペシミズムであふれた、偏執した差別化から、分裂するために、君とは錯綜し、正常や異常を用いるだけの政治性を打ち砕き、惰性によって導かれる彼らが示す悔悟や、彼女たちが用いる誤解などを飛び越えて、我々をむしばむような哀れみから排除され、些細な出来事が忘我につつまれる前に、肥大化する宇宙からすらも逃げ出す。