昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

寝息

完璧な世界などありえず、迫る不安から逃れるために戦うようなあいまいな差異から、死をも遮り、機械化する余韻から放たれ、はびこる悪意がバビロンなどと謳うよりも、突き抜けて生きていくあたりからきらめいて、感動し続ける心が詩的に流れ、度重なる罪をも超越し、与えられた観念をねじ伏せる。啓蒙するためには背伸びして、世界を占う。供給されるものが狂気を運び、人々を混乱させ、些細なことで恨み合う人々が絡み合う月日を根絶やしにするようなリズムが迫り、狭い価値でみすぼらしい今を搾取する悪趣味な手法により、人々は幼稚な企みを続け、誰かを陥れることが、しあわせなように感化させるような感覚により、意思は麻痺し、自らの考えを喪失する。還元されるだけの目的は、目的自体を見失い、自らを迷わせ、最たる意味を喪失し、意味を求めることだけに費やされる日々は虚しいままである。君の見つめる強い目。生きるために死ぬことはないさと諭すような強靭な意志を持って、見つける意味だけが、制限を持たずに前へと急ぐ。あらゆる変化は、変化しているようで、それは同じことを繰り返し反復して、理解を求めるよりも早く突き進み、未熟ながらも生まれる理由は、君を生かすというような簡単な言葉で還元されるよりも、より良いものを見つけ出し、何かに生かされるよりも、もっともなものを自らの中で育てる。君の真理に幸あれ。何かに騙されずに動き続ける精神は、弱いことを認め、もっと強靭になる。何かの脅威に恐怖するよりも、君が見つめるものが、永遠をつんざき、ずっと綺麗なままである。君とまた出かけて、あてもなく歩いては、見つけるものは、何よりも美しいのである。