昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

はびこる

欲求を孕むだけの身体が均衡を保つためにもがく、繰り返し全力疾走で走り去る連絡。くまなく配される愛が連帯感をむすび、痛みを緩和させる。せせらぐ憂鬱が遊蕩を繰り返す前に日々は甘やかされるべきであるし、そこでの責任などを求めずに、豊にゆらぐことだけが、苦しみを昇華させ、創造的に今を絶え間なく生産させることだけが、生きていると言えるのであり、そこから逸楽し続けては、寂れずに歌い続ける秘訣であると、考えすぎている鳥たちは鳴く。暴走する真理が騙るリアリズムにより、進化は妨げられ、拘束するための自由を謳う権力が狭いコミュニティの中で、謀を重ねては、恬淡なようで、敵として定めるものの策略に嵌り、快楽的なものに誘われていく意識がもたらす暴力的な制度により、機械化したルールの中でしか働きを見せない悪が闊歩し、勤怠の中で傍観する理由が理想を騙り、今に意味を見失い、未来を考えることも出来ないように疲れ果てさせるための情報に左右され、思想的な偏りを見せるためのプロパガンダにより、誇大妄想を抱え、自らを強迫するために迫る、自らが妄想する法により、模倣するための傀儡と化して、独善的に撒き散らされるウイルスたる文字により、無作為に抽出され、添削され、些細な出来事から超脱できずに、たたずむ君の意味などは、君から生まれた妄想に過ぎず、そこでカタトニーに至るだけで、カタルシスに至らずに、ただ淘汰されるための運命だと、妥当な判断により、自らを最も苦しめるためのカラクリにより、繰り上げられた日々は、ただ摩耗し、消耗するだけに至り、訝る先に現れる猜疑心により、確かなものを見失い、自らを拘束するための手錠を、自らにかける。完全な制度はなく、完全性を求めるほどに、簡単に処理されるための日々はデータ化されるだけで終わる。