昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

跳躍

希望だけが循環し、意識的な終わりから、歯止めもなく溢れていく瞬間が交互して、すべては、爽やかな風にゆられ、縁取られていく感情が、絵画のようだ、と、カタルシスに至るまでの分岐点に立ち尽くす老人、卑劣な観念から現れるネガティブな幽遠、強制的に決められた伴侶たちは、従順である、と、古い考えに囚われるだけの、自称高学歴なニセモノたちが示す正しさなどに、和めるはずもないから、早めにドロップアウトして、前衛的に綴る先々での信仰心などは、すぐさま破棄して、凄艶な月に乗り、能動的に愛を加速させ、懐疑的な君のニヒリズムなんかに、引き摺られるわけもなく、ただ、わけへだてられるだけの境目から、あらゆる差別や偏見が生まれ、そこかしこで氾濫する憎悪が、通りにくくさせたり、もう通れなくしたりと、忙しく付きまとう価値から解き放たれ、大義なんてものを騙るだけの、退屈な理想から離れ、怠惰な連中が足を引っ張り、同じように、墜落しようと仕向けるアイロニーには、耳を塞いで距離を置き、誰かの考えなどが嫌いであるから、こうして好きで孤立して、ただ、突き抜けるあたりには、対価を求めるだけの、退屈な日々を、あたかも楽しんでいるかのように騒ぐだけでは、味気ないし、日々に意味なんて求めても、すぐさま老いてしまうだけであるし、あらゆる記憶の呼応や雇用、有する価値とカタトニー、ニンフと争う君、因習に蕩けるだけの、退屈な講義には、中指をたてたり、と、さまざまな怒りのモーションや、朦朧とする季節の中で、裁きを加えられては、短絡的な同化を求め、自らを騙し、自らを自覚のないままに見失い、今に身滅ぼすだけである。