昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

詩の味

どうしようもない僕らのエンディング。空から現れた血の匂い。延々と獣たちが引き延ばすだけの世界なんてものは、はじめから存在せずに、果たす義務なんてものは不必要なものであるし、損得とか存在はうるさく追求してくるし、繰り返し空疎な演繹を続ける光景に偏執していく意識的な汚穢をすなどる動機なんかが展開する理由を流動させては、専制主義的な道理をドラスティックにまきちらすつぶやきなんか見たくもないから見もしないし、メモすることも嫌いだから、すぐ忘れてしまうし、しがない日々でさりげなく遠ざかる君との思い出なんかが今を引き裂き、悲観的に化膿していく今をむさぼりながら、貪婪に概要を読みふけるほどに不健康になるし、父権的なものに支配されている限りは、善悪でしか掌握できずに、ただ独占し、従え虐げるための権利を守るための戦争が行われ、ここでの価値を謳うだけの権力的な搾取が続ける恒常的なプロパガンダをまきちらすだけの口うるさい正義がうとましく、ただ悲しみをおざなりにして、失言により躾られるだけの成否なんてものを製品化し、加算される原理がゲリラ化し、権力に加担し、加勢するほどに虚しさに支配され、みなしごになる人々の不安をむさぼるメディアや、酩酊するだけの君たちは依然として創造的ではないから、誰かに従うしかなく、仕方ないとあきらめることしかできずに、そこで駆逐され、チクチク痛む胸をかきむしり、懐疑的になるほどに塗りたくる棄民たちは、ただ悪政を批判するだけで、自分からなにかを作ることを知らないから、ただ非難することに支配され、知らぬ間に権力に加担し、ただラディカルになるほどに、狩られる者から狩る者に変化し、ただ偏執するだけの君はただ怠惰なままに破壊される自己を傍観する。