昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

荘厳な宇宙

もっとも創造的な衣服を着込んだ思想家の夜更け、信号のLEDが星のように思える、と語る彼女の国から生える勢力的な気配に怖気付く君の時系列、紀元前から枷と貸した生命的な秩序に融解し続ける矢先、貧相で卑劣な言葉が構築させる意味が差し向ける未来などに応答せずに、前衛的な意思が孕むランダムな世界に歯止めもなくあふれる瞬間に構築される私たちの健全な動機から、はびこる愛がバビロンを透過させる間に迫る結末にアイロニカルでロジカルな余韻が迎合する道理が飛散させる権利が謳う消費されるだけのコミカライズされた日々に、異物感をかかえた正義が犠牲的に打ち出す制限などに報復に対して、うつむく陰気で陰湿な観念が軽薄な理想を企て、理性もなく制される間に複製される真実が整合性などを謳い、端末化された彼女たちの思考から這い出る虫たちの凪や、形成される真実を反証し続ける先では、ポジティブなものだけが宇宙空間を支配し、重要なものなどはほとんどなくなり、うごめく思念がジレンマをかかえて、限りなくある理由の中で裁かれるだけの日々に堕落していく惰性な日々に別れを告げて、聡明な日々にモデリングされるものなどは必要もなくて、くたびれ、省かれるものにも美しさがあって、ここで囚われ続けるだけの日々をアップデートして、愛されるためにロードが長いだけの画面をひたすらに眺めるだけの時から離れ、酩酊しているだけの愛も冷めて、ただ現れるものは結合されることを目的にしているから、肥大化し続けるものからあふれる途端に孤立して、こじれることごとくが古典的なものを厚遇して、散漫な動機がかかげる権利なんかに左右され、ただシンプルに愛することも忘れて、愛されたいと求めるほどに、愛するという技術も育てないで、ただ愛されたいと思うほどに、横暴になる瞬間はおざなりになり、数多ある理由の中から漁る動機が廃れるだけに至る軽佻浮薄なだけの私たちのステキな世界を綺麗に昇華させるために、この世界を救うなどという空疎な理由から解き放たれ、確かな真実を出迎える。