昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

機械的な飢渇

モノクロームな君の静謐な青春、粛清された街並みを再現する脳内ですれ違う純白な面影、迎合された罪をマイクロチップに埋め込んで、海馬で斡旋され、リバイバルされるシーンが毒する瞬間に、主観は歪んで行き、逸脱するほどにつたない罪を加速させ、懐疑的に至るほどに、カタルシスに至るまでは簡単で、消費的であるために、生産される意味を攪拌され、使い回されたボスを楽勝に倒しては、次のステージを勇足で進み、啜る意思が周遊を繰り返し、くたばるほどに現れるノスタルジーや、能動的なほどに敵意を増していく言葉が心を硬化させ、些細な出来事により、出来合いの真実は、真実味を失い、誰も信じられなくなるあいだにくたばるあいまいな位置から、生える愛のようなものが、容易にカスタムする今にも、蓄積される苦悩によりねじ曲がる成否が、成否を飲み込み、君を服従させ、敵愾心に燃えるの、だ。若いということは、当たり前のように今ある世界を恨み、睨みつけることから始まる。とろみがかった宇宙、他者を介して知る命、たずさわるほどにわずらわしく騒ぐ人たちの報いなんかを受けるべきだ、と強制する宦官たちの提唱に耳を塞ぎ、深く洞察する先には、確かさなんかは、ほとんどなく、ただ儚くまつわる先々では、錯雑としたものが横たわり、いく先々で邪魔ながりするし、荒んだ君の感応なんかが、怪訝そうなフリをして、一切を滅亡に追いやるあたりから、イデオロギーは他者に当たり散らし、当たり前のような顔をして、支配し続けては、懈怠するだけに至る私たちの大切なものなど、体制により変化するだけの枢要さのかけらもない物事が謳う過ちなどが今を締め付けては、雑然とした行先で詰まる思いが誤用し、立像するものに恐怖なんかを感じながら、肝心なものすら見失い、いたわることすら忘れて、ただ猥雑な節度がもよおす罪なんかに加担すればするほどに、憎しみばかりが増し、許容するほどに、実際は拒絶反応が増していき、定期的な苦しみを複製し、征服されるための制服に着替え、機械的に笑う君たちの心の中では、枯渇するだけに至るような転換を繰り返し、加算される過ちはレトリックを破壊し、派生する意味の中で、絶えず罪を見出すだけの退屈な主義を体系化させ、経過していくほどに、快活さを失い、恨むほどに奪い合うだけの人々は、目的により自分を見失い、その見失った自分を探すために、見合うものを探し、さまよい続ける先には、ただ誰かを羨むばかりで、うやまうことを忘れ、ただ何かを求めるほどに、忙しいフリをして、退屈を恐れ、孤独から逃げるために、誰かを利用する。