星を食べる悪魔たち、輪唱される原始的な言葉が降るコケティッシュな夜、動物たちの怒りが世界中で猛威を奮い、紛失した和やかな過去なんてものは粉微塵になり、理由も理屈もいらなくなり、くたばる隙間から現れる運命がきらびやかに鳴り、うだる暑さを超克して、チョコレートみたいな胞子に乗り、倫理的なものを促し寝返るだけの日々に帰宅する家なんかなくて、ただくたばるのを徒然なるままに待ち侘びているのです、と竹林でカタルシスに至るかぐや姫の呼吸や、キュビズムから羽化し、静謐な余韻から印象は蕩け、濾過する瞬間からポタポタと滲む思いの一滴一滴が、適度に飛躍をし、真理なんかに屠られるだけの私たちの醜い戦争やらに強制参加させられるだけの堕落した俯瞰から、運命的なものに適応するためにこの命はたちまちに屈折させられる。たらい回しにされた身体を葬るための教室、秋風にゆらぐカーテンを見ていると、思いの枷なんかがすべて外れて、全てには理由や自由なんかなくても、なんとなくではあるが、あるがままに進むことは可能であるし、押されるがままに進むままでは、抑圧され際限あるものの中でしか生きられず、生かされているだけに満たない汚い物事に格納され、機械的になるだけであるし、あらゆる痛みを孕んだ闘争は、互いを測ることでしか満足にすら至らずに、至らぬ思いは、その場で摩耗し、求めるほどに現れる苦痛の中で終わらない妬みを加速させ、重力に押し潰される。革命的な恋の最中、最たる意味すら要らずに、ただ不潔な雨に揺らぐ道理が真理を促し、短絡的な動機がドライブし、人倫に反し、関連する仮死化したした悪意が角膜にはめ込まれ、見るものすべてが歪んで見え、意識は制圧され従うことだけに専念する。足りない頭でランダムに消費される倫理観なんかに触発され、定めなんかに押し付けられた結末の道具になるための馴れ合いなんかは薄汚いから大嫌いである。もう誰も何も守るな。もう手遅れなんだから、手切金もらってバイバイしな、とシナプスが腐る手前、どんな論難をも家畜のように扱う人々の渦に飲まれミンチになる。