昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

商業的な硬度

思いの残留物や滞留物が今になって心にヒットする。人知れず息絶えた皆様の欠如、転がる亡骸、それを食べて次なる命に昇華し続いてきた命、この世の終わりみたいな顔した彼女の傀儡、君の屈折したモラルにより生きにくくなっていく世界の清々しさに照合されるものだけを、あたかも正しいもののように崇める狂信的な和みにより濁るだけの結末をちまちまとつまみながら、長らくせめぎ合う幼稚な企みや、そこかしこで収斂し、修復されない罪や形式的なものが儀式的に迫り、犠牲的な思いが制裁などを加え、力こそ正義だ、と精神的な傀儡たちにより今に省かれる棄民たちも、たぶらかされるだけに至った経緯に懐くだけで、自らの過ちに気付かずに、幼稚な過ちにより、ずっとそぞろな孤独に縋り、ただ弄る容易な意味のの中で、そそくさと死に絶えるだけの人々が備蓄した真偽の中を泳ぐ魚として、あらゆる罪を吸い込む掃除機として、平伏しないために、私は私を褒め称えることもしないで、この場で無意味さを抱えた欠落品としての誇りのようなものを蹴散らし、軽薄な理性に利用される前に、より良いものを謳うだけの価値観に寄り添うこともなく、勘違いして偏るだけの理想を、大切に抱えるほどに今に苦しみは増していき、逸脱するほどに、いつしか見た煌めく大地に帰巣し、喜劇的に日々を生きるのだ、とカタルシスに至る私の物質的な終わりなどを裁くための罪などは要らず、ただ誤りを謳うだけの鳥たちの鳴き声などは聞きたくもないし、機械的ファシストたちが獅子奮迅として、自らの企みのために操作を続ける塞ぎ込んだ世界に混濁を生み出すための内輪揉めなどには中指を立て、誰の言うことも聞かず、良いように振る舞うことなく翻す。