昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

解消

詩的な慟哭を繰り返して、プログラミングされた過去を打ち消す。あなたの声は、何か母のお腹の中に居た時みたいだ、続けてくれ、とカタルシスに至るまでの距離、キュビズムから氾濫するメカニズムな化合物、倫理観にへし折られた翼、たちまちに現れる虚像と虚構の群れ、わいざつな支配から逃れ、互い違いになる法の彼方で加担する意味合いが不潔になり、憎しみの甲羅を背負う亀が語りかける昼下がり、凡庸な価値から逃れるために、不衛生な結末を詰る言葉の端々に迫る窮屈な単語、ブランチに迫る恐慌やら、恋の終わりなどが肥大し、意思をうばうだけに至る対価や、まあいっかの声、夜通し真理を探してみたが、全ては見間違いのものであるし、あらがうほどに真実は醜く歪み、ゆるすこともできずに、強請ったりするだけであるし、出来合いのものが示す尺度や差異の間から、命からがら逃げ出して、打算的な彼らが、あたかも神のような芝居を続けては、奪うだけの日々の中では、和解にすら至らずに、ただ徒らに過ぎ去るだけの日々を狩りながら、簡単に狂気に至るような値や、結末の中から攪拌された僥倖などを煽り、君と邂逅するための答えを探しながら、最愛のものなどは、瞬時に潰え、その面影すら勘違いや災いなどであったのか、と割に合わないやら、約束が違うなど、と項垂れては、危難などに乏しくなり、担うことすらできずに朽ちる美しさと耽美。そのような最悪な終わりを謳う野良猫たちが踊り明かすデカダンスの街、修復するためにまつり縫いにされた感情、破砕されたビルや、群像が吐露する憎しみの虚数、類似品の品位を崇めては、今を支配し続けるシステマチックな亡霊たちが撒き散らす真実などに騙されないためには、単に頭が良いだけでは、駄目なのだよ、偏るものなら、いっそ簡単に簡潔に捨て去るべきである。