昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

疑う

権力を駆逐しなければ、世界には勝てない、と嘆く少年の欠如、ルサンチマンに締め付けられた連帯感により、使命感を損なっていくだけの人々、構築される理論は、胡散臭いままであるし、ままならぬ日々の中で叶えられるものなどは、限られている、とうつむいてばかりいたら、何も見つけられずに、今にも埋もれていくばかりであるし、うやむやにしていくだけの日々の中で、かけがえのないものなどは、所詮は、掛け違え賭けられ、濁されるばかりであるし、あらゆる偏見は、変化を恐れ、そこで膠着してばかりだし、打算的な連中が参画するものや、損得勘定により、尊厳すら損なわれ、そこでの行いなどは、ちょこざいな者が示す尺度に縛られ、真実すら見つけられないでいる。絶対的な理想すら潰えた午後、祝福の鐘が鳴る憂鬱なコロニー、甚大な被害を被り、誰も何も買えなくなって、飼い慣らされているだけに至って、歪な信念を加工するファシズムの群れ、報いを受けるべきだ、と責め立てるあんたたちの言葉に騙されるわけもなく、権力的な畏怖により、理不尽な結末を迎えたって、ここでこうして戦ったことに、間違いなんてなく、蔑ろにされ、仲間はずれにされては、詩的な悠長さに迫る差異や、約束すら守ることを辞め、窮屈な答え合わせにより、そこでぐちゃぐちゃになり、ためらいばかりを促しては、硬直しているだけに満たない君の、起伏もない精神が応用する真実などを画期的なものに書き換え、ことごとくに応用される事柄などに迫る価値には、理性もないし、誰かのために、誰かがためにもたらされるしあわせに適合した途端、そのしあわせなんてものは、決めつけられた誰かのしあわせでしかない、と噛み付くころには、しあわせなんてものは、過去の遺物かなんかに変わっているだろうし、そこで堕落して、不確かなものを仰ぎ見ては、堅持する理由などに、そぐう君が偶像崇拝を続けては、懈怠するだけに至ることのが、しあわせなのではないか、と羨むばかりの君の願いを刷新しては、寂れた記憶の中で補完されるものにより、横柄さを増していくシステマチックなパラノイアとして生き、行きたいところもなく、互い違いになりながら、理不尽な正義が攻め立てる日々の中で信用されるものこそを疑う。