昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

印象

忘我に沈む夢の形、抜け殻になった思い出たち、初々しい指導が木霊する超自然的な戒律、律する話題から生える木や、規制されるだけの物事に基づく神話、貧寒な観点が描く魑魅魍魎、陸地には、影もなく、あらゆるものを根絶やしにするための日照りの工作が行われている的な陰謀論には、うんざりであるし、あらゆる罪を分散するための童話や絵本などにより、刷り込まれた善悪にも懸隔を感じるし、善悪とは、掃除するものであるし、互いのためには、必要不可欠なものであるし、不潔でもあるし、あらゆるものを、手当たり次第に奪うためだけに、加熱報道されるものを、そのまま飲み込んでは、苦しみ悶える結末もデータ化され、可視化する問題から逃げ惑う人々の顛末や天命や、ビートなんかに入り混じる艱難辛苦や悲しみの後、あらゆる騒音を昇華させるための観点が描く、想念の溜まり場、アクセス可能である、と途絶えることなく、ことごとくを散文に変え、瑣末な正体を復元するための、原始的な構造に平伏すことなんて、出来るわけもないし、ただ、分け隔てられるだけの細分化により、行き心地も悪くなるし、と透過されない問題にアクセスを繰り返す災いも遠退き、あらゆる弊害を受け取るだけの共感性なんてものは、自らを圧縮したり、圧搾したりして、もう骨と皮だけだよ、と嘆く君の無量大数、軽減されない痛みに内服された縁、濫觴するものを書き込んだスラックス、主体性に織り込まれていく不死鳥のような真理に基づく経済的な伴侶、朗々と歌う先々では、錯雑とした観念にねじ伏せられた、球体である私、愛された記憶を差し込むための、差込口である私の巨大化を目論む、アリスの虚像、たちまちに悶える隙間からあてがわれた意味の緻密な照合により、あたかも生きているかのように示されたものに反し、自らの答えすらも破棄し、さらなる浄化を目指す。