昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

どこに焦点を合わせ物事を捉えるか

終わることなく揺れる光景、ひたすらに走り続けて、無我夢中で、がむしゃらに這い出た後先、ふれるほどに硬化して、濫觴したものにすら、否定的な態度で、体温は高めで、メタファーを加速させて、足枷外して、制限無視して、深呼吸して、コギトや、アルファベットの有無や、擁立する数学的な焦燥感や、リズミカルな感応、初期衝動や、正気を失ったままだとか、彼らは過負荷に耐えきれずに、反応を待たずに、自ら爆砕したんだ、と科学的なものは、なんだかわからないから、自分のわかるように解釈して、詩的に空に飛ばすんだ、と夕暮れ、ひりつく会話と、暗澹とした気分、拝借した言葉で対立するだけの忌々しい構図、理不尽なのは、理不尽と思うからであって、あらゆる歴史で磔にされた私は、時間や空間すら持たぬから、これほどまでに美しいのだ、と自惚れる隙間から廃材があふれ、弊害や、瓦礫の棲家や、麻疹などなど、そのような意識的なゴミが、そのゴミが溜まるから、理解に及ぶ以前に、否定的であるのであり、誰かを憎むように、自らを憎むようなシステムの中でしか生きられないような輩の言葉には耳を傾けず、ただひたすらに阿呆のように貫く。