昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2019-10-28から1日間の記事一覧

救済

このまま、まどろんで、とけあう日々がじゅくじゅくになって、憎しみ合うだけのいびつな日々は、キミを憎むどころか、ずっと愛しているのであり、理屈なんかを捨て去って、まがまがしいものが募る流動的な苦しみから逃れ、健気に、汚れなく、形骸化した街に…

自白

孤独な記憶をむさぼり、流浪する日々にいくつもの思いが咲き乱れ、境目すら持たずに、立場を破棄する。

元凶

ぜんぶむき出しにして、向き合う必要もなくて、援助されながら、怨嗟や、エンコードや、運命がバビロンを通過し、やつれていく君は空腹を感じるほどに、愛されるために愛することで、空腹は増していくだけの君は、堕落することを恐れているがあまりに、君は…

複製品たちの秋

複製される死は、生を超過し、すべてをろ過するたまゆらになびく、疲れた君の血の汗。とどまることもなく行きすぎる時間に、行方不明になりながら、まだ生きたいともがく行く末が、未来を吸い込み、独善的なマニュアルを読んだ正義が衣服を着て行進している…

活発な雨

天をつかむ。あらゆる味をふくんだ大気、しあわせな鼓動と、たゆまぬ愛、君との幸福を乗り越えて、ありがとうと放つ空は尊い。

虫歯

ぶつくさと売り買いされず行為の中に現れる義務的なものなどに適応しないために、逸脱していく正解の過程やらを保つために、倒錯していく思いに経過していく背景に連動し、同化しては、対立を深めていく容易に想像できる範囲での、硬化を続ける一切が保とう…

逃走

神という概念が発明した契約に未だに振り回される人類との訣別。何か、生きている意味が分からない的な発想により生まれた神ならば、私は信じないと決めた彼女が発光させた意識は、自然的なものや、善性や、罪と罰から放たれ、自由であることを意識するより…