昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

群像

抵抗し続ける先で、悲観することなく、構築する動機や、ふれあう先で、愛が花開いて、はびこる悪意は消滅し、その愛が、その愛が、あなたを破壊するまでの軌跡に、モルタルをかけて、懐疑的な日常を塗り替えて、憎しみばかりを謳う連中のフランチャイズ化を傍観したがら、退廃的な道理を信仰するような奴らが支配する世界には、背き続け、誘導されては、誰かに着いていくだけの、退屈な依存からは逃れ、能動的に愛を加速させ、最たる意味を見つけ出し、見繕う意味が、次々と変化し、限界を超えて、恒常的に愛を育みながら、長い目で見れば、今の苦しみも、その先の幸せのためだとか、君は無責任に誰かから借りたような金言や箴言なんかを、あたかも、自分のものかのようにひけらかす間に、アイロニーは加速して、自らを傷つけてたりするし、擦り寄る罪は、緻密な意味から抜け出し、惰性に引き延ばされる合間に、混沌としていく間に、確かなものすら消え去り、機械的な気配や、背景に迫る洗脳の影や、ただただ煽動され、怒りに震えるだけの今を刷新して、新たな価値を見出し、作り出しながら、しなびた今に水を与え、誰にも邪魔されずに、この字余りな感情を浄化させるために、絶え間ない罪などに、罪をなすりつけられる前に、今に超越する。ここでの超越とは、肉体を脱ぎ捨て、物質との交わりを深めるためだ、と、昇華し続ける先には、もう超え出るというよりは、ひとつになるという、個人的な傲慢に反し、それは、そこにあるだけで、あらゆる交わりとは、ただ、通り過ぎては、何もなかったかのように、消え去るだけであることを知ることである。